ダイヤモンド修行 プレミアムクラス 搭乗記

ANA国内線ダイヤモンド修行#4 NH626便 鹿児島→羽田搭乗記

2022-06-01

1日でのべ6路線に搭乗するうちの4路線目である鹿児島→羽田。チョロっとだけ鹿児島を味わい、プレミアムクラスで”いったん”帰京します。本来ならば観光地に行って紹介していくのがブロガーなんでしょうけども、今年のKAMASAにその時間はないのです。

結論!

PP単価

今回のPP単価は6.4円。素晴らしい数字です。今年のボーナスキャンペーンは、搭乗区間数を増やすことがポイントであるため、JALのようなアイランドホッピング的な乗り方や、今回のバリュートランジットのように複数区間として乗り継ぐといった方法が有効なのです。

チケット情報、PP単価

  • 経路:鹿児島→羽田
  • 運賃種別:バリュートランジット28
  • チケット価格:19,910円(当価格は鹿児島→羽田→札幌のもの)
  • アップグレード料金:10,000円
  • 獲得プレミアムポイント(鹿児島→羽田):1,702
  • 獲得プレミアムポイント(羽田→札幌):965
  • PP単価(鹿児島→羽田→札幌)/キャンペーン反映:11.2円/6.4円

国内線は、羽田発着便を改めて考えてみると60~90分ほどのフライト区間が多いですね。島国であり、国土が東西に延びているという特性もあり、よくよく意識して見てみると、ファミリーや一般の人が買う航空券というのは積算率が50~75%あたりのチケットがメインであり、国際線に至っては多く30%なんてチケットもあります。そんな中、60~90分のフライトで得られるプレミアムポイントは、メインで発売されているANA SUPER VALUEシリーズで計算すると、羽田基点で札幌=765、福岡=850、鹿児島=901という具合に1,000には届かない程度であり、昨年のような2倍キャンペーンまでのインパクトはないかもしれませんが、2倍以上貰えるキャンペーンになっています。一律2倍ということではなく、羽田からの直行便で言えば那覇・宮古島・石垣島といった1,000ポイント以上の路線もありますが、絶対数では少ないわけで、絶妙にバランスをとっているようにも思えます。

長くなりましたが、今回のボーナスポイントの1,000とは、多からず少なからずで程よい数だなぁ、と感じた次第です。

サクッとキャンペーンをまとめる

2022年のキャンペーンを、以下にまとめました。ANA SUPER VALUE SALEは、積算率が50%であるため対象運賃にはならないので、注意が必要です。また、パッケージ旅行なども低積算率の運賃であることが多いので、事前に確認しておくとよいでしょう。
FYI ANA 積算条件

ANA国内線ボーナスプレミアムポイントキャンペーン

  • 対象搭乗期間:2022年4月25日(月)から2022年7月31日(日)まで
  • 対象路線:ANAおよびANAグループ運航の国内線全路線/コードシェア便は、ANA(NH)便名で予約・搭乗した場合のみ対象
  • 対象運賃:マイル積算率75%以上の国内線運賃
  • 対象者:期間中に対象運賃で搭乗したすべてのANAマイレージクラブ会員

なお、本日の1~3レグ目は、以下をご覧ください。

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鹿児島空港を簡易チェック

足湯がある!

鹿児島入りしたので、いったん建物の外に出てみます。すると、すぐ右手に足湯があるんです!そう。鹿児島空港には、建物の外になりますが天然温泉の足湯があるのです。

無料の足湯 おやっとさぁ。

鹿児島空港 天然温泉 おやっとさぁ

住所:〒899-6404 鹿児島県霧島市溝辺町麓822 国内線ターミナルビル1F、3番出入口の横
TEL:0995-73-3638
営業時間:9:00~19:30
利用料金:無料
https://www.koj-ab.co.jp/relax-and-enjoy/oyattosa.html

「おやっとさぁ」とは、鹿児島弁で【お疲れ様】の意味です。空路で鹿児島に訪れた人々に対して、『まずは足湯で寛ぎ、少しでも疲れをとってください』ともてなしているのかもしれません。

足湯は空港の建物に沿って横長に作られています。建物に向かって温泉の右側には、桜島と霧島をイメージした石でできた山があり、そこからお湯が注いでいます。湯音も熱すぎることはなく、5月末ながら気温は高めでしたが気持ちよく利用できました。

足裏のツボを刺激できる石も埋め込まれており、血行促進に一役果たしています。

日本語の他に英語、中国語、韓国語の表示があり、靴を脱いで入るように案内をしています。

無料で利用ができますが、足を拭くタオルは有料となっています。公式ページでは、観光・総合案内所と足湯にて3種類(朝・昼・晩)のタオルを1つ300円で販売していると案内されています。ただ、私が訪問した時には足湯の横に籠で無人販売しており、価格も200円でした。妻の分と合わせ、お土産として2つ購入しました。

タオルはスタンダードなサイズであり、使用後も持ち運びに不便さはないでしょう。手荷物検査で引っ掛かるものでもないですし。

その他、車いすの方も利用できるような工夫がされています。バリアフリーではないものの、こういった取り組みは素晴らしいですね。

温泉用の車いすへの乗り換えは必要ながら、準備してあることが肝要ですね。選択するのは車いすの方ですから。

足湯といえど、温泉の効能や成分表示なんかも掲示されています。やはり、疲労回復につながるのですね。多少外気が高くても、温泉はプラスに作用することが多いですね。但し、疾患等によってはマイナスもありうるのでご注意いただければと思います。

さすが温泉がウリの鹿児島県。しっかりアピールしていますね。

空港からのバス

県内の各方面へとバスが出ています。代表的な一例として鹿児島市内行きのバスを挙げてみると、始発8:30~最終21:30で20分毎に出ています(毎時10分、30分、50分)。鹿児島中央駅まで、約40分・@1,300円で結んでいます。また、屋久島などの離島へ行く場合には、「高速船ターミナル」というバス停が便利ですが、空港から直接行ける鹿児島市内行きのバスは10:50/11:10/11:30/13:50の4本だけであり、その他の鹿児島市内行きですと乗り換えが必要となります。※いずれも2022年8月16日以降のダイヤ

その他、県内各地及び県外へのアクセスに関しては、鹿児島空港の案内ページが便利です。

鹿児島市内行きです。8番乗り場から大型バスで運行しています。

空港内へ

足湯を済ませ、気分転換ができたところで本日の後半のスタートです。羽田に戻り、札幌へ行ってから羽田へ戻るというルートです。さりげなく、札幌タッチが残っています。

館内に入ると、後半の開始です。

ANAアプリでチェックインと座席指定は済ませてあり、預ける荷物も無いのでそのまま出発ロビーへと向かいます。

エスカレーターで2Fへ上がります。エスカレーターは右側通行なのは西日本以遠だから?!
エスカレーターを上がって右手。奥には有料ラウンジの「スカイラウンジ菜の花」があります。

2Fは、中央に保安検査場がありますが、その他にもお土産屋やレストラン、エアポートギャラリー鹿児島などがあります。

保安検査場に入る前には、カードラウンジである「スカイラウンジ菜の花」があります。営業時間は7:00~20:00で、利用時間の制限はありません。利用するには、当日の搭乗券に加えて入場料1,100円(3歳以上12歳未満は550円)またはゴールドカード以上を持参すれば無料での利用が可能です。大抵のブランドがOKですが、こちらのページでブランド等を確認しておくと安心です。

当日の搭乗券+入場料1,100円 または 当日の搭乗券+ゴールドカード以上

ホールは3Fまで吹き抜けとなっており、全体的に広く感じられます。

搭乗~機内

制限エリア

保安検査場を抜けて、搭乗口をチェックします。今回は、搭乗口6から乗り込みます。軽く制限エリア内を見て回っていると、搭乗開始時刻となりました。Group1はほぼ並ぶことはなく、流れに沿って搭乗しました。復路は、2日前にアップグレード(有償)に成功したプレミアムクラスです。快適なので、修行とは呼べないかもしれません。

羽田や札幌などでは大行列もあるGroup1ですが、ここでは行列とはなりませんでした。

A320に搭乗

今回も、往路と同じく機材はA320です。白がパキっとしていて、目には気持ちよく映ります。シートは2Cでした。窓側は取れませんでしたが、アップグレードできたことが大切です。

シートはファブリックです。ホールド感も良い感じです。

シートはレカロ製で、リクライニングシートです。モニターはプレミアムクラスには12インチ、エコノミークラスでも10インチが設置されています。モニターはひじ掛けから取り出すタイプなので、前席の背面にはついていません。

シートピッチは127センチと広々です。その他、電源とUSBポート(タイプA)がついていますが、充電が必要なのはスマホ程度だったのでUSBポートしか使いませんでした。

ちなみに、海外修行時のためにPD 急速充電器を所有しています。これがあると、USBポートからの充電が上手くいかない時でも、タイプAとCのUSBポートがついているのでリカバリーが可能となります。自分はPCの充電もここからやっています。

大型テーブルです。埃がついていましたが、搭乗時に貰える除菌シートでクリーニングしました。

テーブルも大きくて使いやすいですね。コロナ禍の前には中国路線=近距離の国際線を担当していたビジネスクラスなので、お食事もこのくらいのテーブルでないと運用が大変になってしまうわけです。

軽食タイム

プレミアムクラスで13:30~16:59に出発するフライトでは、食事は軽食となっています。ドリンクは時間帯の別なく変わりません。今回の軽食は、以下の通りでした。一口サイズの品々ですが、勿体ながってしまい時間をかけて食べてしまいました。

軽食

  • 人参ジュリアンとターキーハムのサンドイッチ
  • 豚しゃぶサンド
  • グリルチキンと中華春雨サラダ
  • スモークツナのダイス 菜の花と長芋のサラダ
  • メロン、パイナップル、グレープフルーツ
  • レモンチーズケーキ
ドリンクは、この先もあるのでプレモルにしておきました。

着陸~到着

大きな揺れもなく、無事に都内へ戻ってきました。窓からは東京ゲートブリッジ、その奥には東京ディズニーリゾートが見えました。

本日2回目の羽田入りです。

今回は、16:05にC滑走路へ着陸しました。到着は52番ゲートで、北側での駐機となりました。

往復でお世話になったA320。今日はこれでお別れです。

次は17:00発の札幌行きです。時間的余裕はあまりないのですが、運動のためにもまたもや外に出てみます。優先降機しているので、前に乗客は少なく歩きやすかったです。ひたすら歩いて、ターンテーブルを目指します。

足場が組まれていました。補修なのか、増改築なのか・・・。
前に乗客は1人だけ。

最後に

こういった修行では、ただ乗っているだけなので楽チンと思われがちですが、あまり動きがないので降機後は積極的に動いた方が健康的でしょう。荷物や疲労などの要因で動きにくいこともあるでしょうが、エコノミー症候群という怖い病気もあるくらいですし、その人に合った運動量で良いと思うので動いておいた方が間違いないと思います。

この扉を出て一区切りです。

この後は、同じ機材で羽田へ戻る行程です。ここでようやく、本日の修行の半分が終わりました。短い鹿児島滞在なので、正直に言って悔いは残ります。しかし、修行中であると割り切ることにして、別途ゆっくり訪れたいと考え直しました。

プレミアムポイント

 今回:1,702
~前回:9,902
 合計:10,784

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KAMASA

学生時代は添乗員に憧れていましたが、個人的な事情により断念。社会人となり妻と出会い、旅への想いが再燃。日本国内・海外を問わず旅行が好きなのだと再認識しました。妻から陸マイラーや修行僧のことを聞き、行動するようになりました。但し、うちにはワンコ2頭がいるため、修行は弾丸/タッチ系が専らです。2018年にANAダイヤモンド会員となって以来、継続中です。コロナ禍により国内旅行が主となり、飛行機よりも電車旅が増えています。スターバックスコーヒーの全店制覇を目指したり、全国のモンベルショップへ立ち寄ることもしています。

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