2泊3日の旭川旅行。復路はバルクヘッドシートでした。機材はBoeing767-300ERの288席仕様。往路とは違い、旧プレミアムクラスのシートはない機材でした。連休最終日だったためか搭乗者は少なくなく、春休みが関係しているのかもしれません。
早すぎた空港到着
いつでも開いているわけではない
最終日となる3日目は、レンタカーを返して飛行機に乗ることが最重要ミッションです。なので、スケジュールは”詰め込まず””無理をせず”でたてました。その裏で、「早めにレンタカーを返して空港に行けば、ラウンジでのんびりしつつ少しでもブログの作業ができるもんね」との計算がありました。
がしかし、現実はそんなに甘くはありませんでした。空港に到着したのは16:20頃。そして、目に入ってきた情報は・・・
まさかの95分待ち!
これにはシビレましたね。羽田空港や那覇空港の感覚でいたら、すっかり返り討ちにあってしまいました。優先レーンもないし、有料ラウンジは保安検査場の先だから使えない。。。仕方なく、カウンター前の窓側に荷物と共に陣取って、オープンを待つことにしました。
カウンター前で待機
一言で95分といっても、なかなかの長さです。運転を終えたこともあり、飲みながら時間を使うことにしました。相棒はビール。北海道ということで、SAPPORO CLASSICにしました。2FのANA FESTAで売っていてくれれば良いのですが、あいにくアルコールは売っておらず、その奥にあるアゼリアで購入しました。
その間は、空港のフリーWi-Fiを拝借し、PCにて情報収集や記事の準備、調べものなどに充てました。Wi-Fiは快適で、以前に使ったことはないと思うものの、海外の空港などでよくあるメールアドレスやパスポートNo.等の登録は不要で、かつパスワード無しで使えました。セキュリティの観点からは”?”がつくので、PCやスマホなどのハードウェア側でのセキュリティ対策を施したうえで、自己責任での利用となります。当たり前ですが。。。
調べものなんかをしていると、時間ってあっという間に過ぎていきます。17:30頃になると、入口にお客さんが並び始めます。冬の北海道なので、スノーボードを預ける人が結構いますね。10人くらい並んでいましたが、数名はスノーボードを持ったお客さんでした。
受付開始時間となり、我々も移動します。並んでいる列の左が優先レーンとなっていたようだったので、念のために先に地上係員に確認してから通りました。預けたのは5点で、キャリーケース2つと三脚、長傘、そして帰りはSAPPORO CLASSICを1ケースという内訳でした。
その後、2Fへ上がると手荷物検査場なのですが、ここもCLOSEの状態でした。しかし、さほど待たずにOPEN。通過後は、ラウンジへ移動しました。
LOUNGE 大 雪
旭川空港には、ANAのラウンジはありません。代わりではありませんが、空港ラウンジのうちカードラウンジと呼ばれるクレジットカードで入れるラウンジがあります。
空港ラウンジ
航空会社やラウンジ運営会社などによって許可を受けた乗客のみが入場が可能となっている。一般の待合エリアと比べると静粛で、質の良い調度品が用いられる。
クレジットカード会社が運営するラウンジ
通称はカードラウンジ。多くは複数のカード会社の共同運営。メンバー向けのラウンジで、一般に保安検査場の外側にある。
引用元:Wikipedia
有効なカード(契約のあるクレジットカード会社の上級カード)と当日の搭乗券を提示することで本人のみ無料で入室できる。
場所
2Fの国内線保安検査場を通過し、右手の一番奥にあります。突き当りです。
対象者
JCB、VISAなどの著名クレジットカード会社(下図参照)のゴールドカード会員、または同等以上の会員のみです。同伴者も同基準のカード提示、または有料での利用・・・1,100円(13歳以上、13歳未満は550円、3歳未満無料)です。AMERICAN EXPRESSとMaster、イオンカード等は含まれていないので、注意が必要です。
アメックス、Master、イオンカード等のユーザーはご注意を!
サービス概要
- 座席数:23席
- 営業時間:保安検査場オープン~最終便の最終搭乗案内まで(保安検査場は常時オープンではないので、オープンしないと利用できません)
- ドリンク:ソフトドリンク(無料)、アルコール(有料、おつまみ付き)、
- 座席:ソファー(1人掛け)、カウンター
- 電源:あり(各席のひじ掛け前方、カウンターはテーブルの幕板部分)
- Wi-Fi:あり(無料)
- トイレ:あり(男女別)
- その他:禁煙、フライト情報あり、雑誌・新聞等
静かで落ち着ける場所ですが、席数が少なめなので搭乗開始時間の30分くらい前になると、満席またはそれに近い状態になりますので、タイミングによっては受付で確認すると良いでしょう。
落ち着いた時間を過ごす
早めにラウンジ入りしたので、席は選べました。臨席との境にはアクリル板があり、並んで座ると椅子の間隔自体がゆったりめであるため、声は聞こえにくく近づく必要がありました。聞こえ方は個人差がありますけどね。
ドリンクバーで飲み物を調達します。ファミレスによくあるソフトドリンクのディスペンサー、コーヒーマシンなどがあります。
お手洗い
お手洗いはシックとモダンの中間くらいで、清潔感があります。ラウンジ自体が小さめなので、お手洗いも大小1つずつとコンパクトでしたが、清掃は行き届いており気持ちよく利用できました。
搭乗~機内
搭乗開始時間が近づき、ラウンジを後にしました。今日は搭乗口3です。ラウンジからは一番離れていますが、大した距離ではありません。
復路は、BOEING767-300ERの288席仕様。往路と違い、前方に旧プレミアムクラスのシートはない2-3-2配列です。利用したのは、1Fと1Gのバルクヘッド席。搭乗時はもちろん席は空いていたのですが、荷物入れは周囲の客のものも入っており、一部を中央の島の荷物入れに収納しました。
着席し、バルクヘッド席を味わいます。非常口席とは違って、目の前が壁なので足元の広さは敵いませんが、それでもゆとりがあることは確か。楽をさせてもらいました。
ギャレーに目をやると、ロゴ入りプレートを発見。文字だけでなく、ロゴや色でも見分けられて良いですね。その付近では、CAさんが忙しそうにその時々のオペレーションを行っていました。
ドアがロックされ、シップは定刻通りに出発。この時、ANAの場合は「SET SLIDE BAR」とアナウンスが入りますが、AIR DOの場合は「DOOR ARMED」なんですよね。これを聞くと、毎回「出発だな」って実感しています。
タキシングを経て、離陸します。安定飛行まではさほどかかりませんでした。やがてドリンクサービスが開始されます。今回はオニオンスープをもらいました。美味しくて、カートの復路の際におかわりをいただいちゃいました。いつもベア・ドゥには癒されます。
今回、初めて気付いたことがあり、それはUSBポートがあるということ。エコノミークラスなので、USBポートは無いと思っていましたが、なんとひじ掛けの下の方というか、ラウンジのシートと同じ位置にUSB-Aのポートが一つだけありました。これなら、スマホ等の充電ができますね。
機は順調に進んで関東へ。そして、ほぼ定刻通りに羽田空港へ到着しました。今回は、C滑走路へ降りてから55番ゲートへ移動。C滑走路からは近いゲートですが、端っこに変わりはないので降機後は運動確定です。とはいえ、1時間以上乗っていたので血液の循環のためにも多少歩くのは良いことだと思うようにしました。
最後に
今冬の北海道はこれで終了です。ANA SUPER VALUE 75で購入したチケットなので、単価だけみれば良いのですが、PP単価的には13円台と厳しい結果となっています。今年もダイヤモンド修行を継続するつもりですが、海外発券派であるため修行の観点からするとなかなか厳しい状況が続きそうです。コロナ禍、ロシア*ウクライナ情勢、原油高などから海外発券でも以前のような価格は難しそうです。そんな隙間では、国内をチョイチョイ旅行して少しでもPPの足しにしておきましょうかね。とはいえ、ドメ専では厳しいことは間違いなく(時間と回数が増えるので)、今年はもう1/4が終わりましたが後半の海外発券に任せるか、ライフソリューションなどに頼るかを考えていかなければならない、悩ましい時間が増えそうです。