タッチ修行で、クアラルンプールへ行ってきました。今回は日帰りではなく、KLCCのそばで1泊だけですが泊まってきました。エレメント・クアラルンプールは、高層ビルにあることから眺望は素晴らしく、ホテルコンセプトのように長期滞在したくなるホテルでした。
この記事で分かること
・エレメント・クアラルンプールとは
・行き方
・1ベッドルーム スイート 1キングの様子
・スリアKLCC フードコートの様子
なお、ここへ来るまでの記事はこちらです。
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エレメント・クアラルンプールとは
マリオット・インターナショナルが展開するホテルブランドの1つ、ウェスティン・ホテルズ&リゾーツの姉妹ブランドであり、低価格で提供しているホテルです。
アジア:9か所、タンザニア:1か所、オーストラリア:1か所、オランダ:1か所、中東:6か所に展開していますが、日本と北米・南米にはありません。ヨーロッパもオランダのみと、結構な偏りとなっています。
そのアジアの中でも、東南アジアはここクアラルンプールとインドネシアにしかありません。他は中国です。
場所
クアラルンプールの中心地に位置し、かの有名なペトロナスツインタワーのそばにそびえ立っています。
住所:Ilham Tower, 8 Jalan Binjai クアラルンプール, 50450, マレーシア
電話:+60327713388
公式サイト:https://www.marriott.co.jp/hotels/travel/kulel-element-kuala-lumpur/
アクセス方法
KLIAやKLIA2、KL SENTRALからは、タクシーやGRABといった車での移動がメジャーですが、電車でもアクセスは可能です。今回の私は、移動手段はKL SENTRA┗から電車を使いました。
まず、KLIA(クアラルンプール国際空港)駅からKLIA EkspresでKL SENTRAL駅まで移動します。KLIAからは、1駅30分ほどです。KLIA Transitという各駅停車もありますが、Ekspresの方が速いのでほぼ一択ではないでしょうか。
ここでローカル電車のrapid KLの5番 LRT LALUAN KELANA JAYA LINEに乗り換えます。
6つ目の駅、Ampang Park駅で降ります。
地下に着くので地上に出ます。ホームドアの上に駅名がかかれていますので、不安な方は降りたら振り返ってから上を見れば、上図のように駅名表示があるはずなのでこちらで確認してください。
ホームから階段を上がると、自動改札があるのでトークンを自動改札機に入れて通過、その後は写真のコンビニを正面にして左折します。
左折するとこんな画です。左手にエスカレーターが見えますので、そのまま乗ります。
そこそこの長さがあります。荷物がある時ならばエスカレーター、健康増進ならば階段と使い分けても良さそうです。階段の1段1段の奥行きは広めなので、歩きやすいと思います。
地上に出ると、どこへ行けば良いか分からなくなると思います。そこで、目の前にガラス張りのショップ(写真左手)が見えますので、右後方へ進みます。
右に出ると、このような広めの歩道に出ます。木の茂り方は時期によって変わりそうですが、この向きで右手に先ほどの鉄道の出入口がある状態ならば正解です。木の下に見える明るい場所に向かって進みます。
直進していくと、100m弱程度で通りに出ます。目の前の上方には、CITI BANKのネオンのあるビルが見えるので目安にしてください。
こんな感じですね。
ホテルまでは、地上に出て徒歩で5分もかからない程度の距離ですが、パッと見でホテルが見えず目標物も乏しいので、写真を参考に移動してもらえればと思います。
この日、Ampang Park駅には夜に到着しました。辺りは暗くなっていたので分かりにくかったのですが、上記のご案内を参考にしてください。
夜で目立たなかったのですが、駅からの道すがらには交番らしき詰め所のような建物がありました。POLISとの表示なので、ポリスなのでしょう。
続いて、ポリスを過ぎると大きなビルが現れます。これかと思うと1つ手前のビルなのでご注意ください。スルーします。
2つ目のビルが、目的地であるエレメント・クアラルンプールです。写真のような表示が見えるはずです。
上を見上げると、こんな感じに高いタワーであることが実感できます。スマホを縦に構えても、広角にしないと収まりきりませんでした。
あとは、上の写真でいえば右手の小さいながら明るい場所から入館してください。
ちなみに、このような初めての場所に行く時には、気軽にスマホが使えると地図アプリでの確認や、経路の通りに誘導してくれるので助かりますよね。Wi-Fiに頼らず、海外で使えるSIMカードがあれば大変便利です。ぜひ、以下の記事を参考にしてください。
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宿泊記
今回は到着が夜だったため、存分に堪能することはできませんでしたが、部屋に関してはマリオット ボンヴォイの会員ステータス(ゴールドエリート)により部屋をアップグレードしてもらえました。予約は「スタジオ 1キング スカイラインビュー」というミドルクラスの内容でしたが、泊まったのは一つ上の「1ベッドルーム スイート 1キング」でした。
エントランス
入館はゲートを通ることもなく可能です。入るとこんな風景なので右手がレセプションかと思いきや、ここではありませんでした。『40階だよ。この先のエレベーターで行ってね』と教えてくれました。
言われた通りに進むと、こんな表示がありますので奥へと進みます。
エレベーターホールです。特徴的なオブジェがあります。
オシャレ過ぎてエレベーターのボタンが分からなかったのですが、答えはこの『▲の明るいところに触れる』でした。
40階へとあがります。ルームキーなしでも稼働してくれます。チェックイン前は持っていないですからね。
けっこう高速で上がってくれました。到着です。
レセプション
レセプションは、エレベーターホールの横にありました。写真はチェックアウト時の明るいものですが、チェックイン時は夜だったことで美しい夜景が見れました。
レセプションを窓側からみるとこんな感じです。奥がエレベーターホールです。
5206号室
今回の滞在では、5206号室にアサインされました。明るいカラーの扉からは、ポップさを感じます。
リビングルーム
入室すると、奥にリビングが見える作りとなっていました。ソファ・テーブル・壁面には大きな絵画・奥にはレースのカーテンという具合に、ホテルというよりも自宅のような雰囲気を醸し出していますね。
窓側からのビューはこんな感じ。床は明るめのフローリングで、ホテルのようなカーペットを使っていないところがポイントでしょうか。左手のダーク系の家具はキッチンなどをまとめた壁面収納です。
寝室
部屋には、リビングルームだけでなくベッドルームもあります。キングサイズはさすがに広いですね。不慣れなため、持て余してしまうというのが毎回のオチです。
窓からの景色
CITI BANKのビルとペトロナスツインタワー(側面ですが)、それぞれの夜と朝の写真です。高層ビルの多さや、このホテルの高さが見てとれるかと思います。
水回り
リビングと寝室の横にシャワーやバスタブ、トイレがあります。質感の良いタイルでスッキリとした印象です。シャワーは、スタンダードなタイプの他にレインシャワーもついています。
アメニティ類は、歯ブラシ・コットン・綿棒やマウスウォッシュなど、一通り揃っています。ソープ類は、PHARMACOPIAでした。
電源
電源はベッドの両サイドに用意されており、ユニバーサルタイプ、英国タイプ、USB-Aポート*2がありました。
その他にも、デスク周りなどにもあり、PC作業で充電に困ることはなさそうです。スマートフォンの充電はベッドサイドかPC経由となりますが、PD充電器があれば電源があれば場所が広がるので用意しておくと便利です。
Wi-Fi
ホテル内のWi-Fiが使えます。さほど利用はしませんでしたが、ストレスなく使えました。
キッチン周辺
このelementは、「まるで自宅のようにくつろげるホテル」をうたっています。長期滞在型のホテルでもあることから、自炊ができるようにキッチン・冷蔵庫・調理道具などの一式が用意されています。写真の通り、冷蔵庫はホテルらしからぬ、冷凍庫が独立式のタイプでした。
なお、ホテルと同じビルのGF(グラウンドフロア―=1階)にはコンビニがあります。お酒が容易に調達できるので、この冷蔵庫を活用することができますね。
金庫
金庫はラップトップPCも入るワイドタイプでした。最近では、ホテルによっては引き出しなどに埋め込まれていることもありますが、ここではむき出しの状態で設置されていました。
TV
テレビはリビングと寝室に各1台、計2台が壁かけにて設置されています。各種インフォメーションも、ここから情報を取得できます。
ワークスペース
「些少ながら・・・」と言わんばかりにコンパクトなデスクとチェアーでした。弾丸旅だったので、使う機会はありませんでした。
その他の設備
他にも、ウォークインクローゼットやドライヤー、アイロン/アイロン台、引き出し式収納など、必要な設備が用意されていました。
フィットネスルーム、プール
フィットネスルーム、プールとも39階にあります。今回は時間がなく、共に利用しませんでした。
フィットネスルームは24時間利用可、プールは8時~20時です。こんな高層階のプールなんてなかなかお目にかかれないので、一度は利用してみたいものです。次回への課題ですね。
レストラン
ホテルでの夕食は、この40階にある”TRACE Restaurant & Bar”となります。ローカルを楽しみたかったことから、今回はご縁がなかったのですが、ゆっくりとグラスを傾けてみたいものです。
写真は、朝食会場としてのレストランです。バイキング形式であるため、とても賑わっていました。プールよろしく、連泊して1度は利用して味わっておきたいですね。
夕食
さて、私の夕食ですが、近隣にあるスリアKLCCで食べようと散歩がてら徒歩で移動しました。すると、ホテルとスリアKLCCの間にイスラム教の礼拝堂・・・いわゆるモスクがありました。調べてみると、「アシャキリン・モスク」と言って非常にきれいなモスクであるとのことでした。通りがかったタイミングは、礼拝の真っただ中であり、お邪魔してはバチが当たりそうな気がしたので、スリアKLCCへと移動しました。
現地時間の21時を回っていましたが、まだまだ活気がありました。建物の中心部は、天井までだと推測10フロア分くらいの吹き抜けとなっており、館内なのにとても広々とした印象を受けます。
このスリアKLCCにはレストランやBAR、フードコートなどの様々な飲食店があります。1人でローカルフードを楽しみたい方は、レストランよりも敷居の低いフードコートがお勧めです。価格もお手頃であり、日本でいうところのイオンモールなどで食べる感覚で利用ができます。
英語ができなくても、メニューがあるので指で刺して数を指で示せば通じます。
この日にいただいたのは2つ、「WOK & GRILL」というお店のFried Kueh Teow Beefと「Chicken Rice & Wantan Mee」ではBBQ Chickin Meeでした。
帰路
往路は歩いてきましたが、帰りは電車を使いました。スリアKLCCは、Rapid KLのLRT LALUAN KELANA JAYA LINEのKLCC駅と繋がっており、雨でも濡れずに乗車ができます。
たった1駅ですが、お隣のAmpang Park駅で下車しホテルへと戻り、晩酌をしました。
翌日
気持ちよく朝を迎え、10時頃にチェックアウトしました。14:15のフライトを予定していたので、あまりゆっくりはしていられません。復路も電車移動なので、Ampang Park駅からKL SENTRALで乗り換え、KLIAを目指します。
その前に、ホテル隣のビルの1階にスターバックスコーヒーがあったので、朝食を調達しました。Ampang Park駅の入口近くには、タクシー乗り場と座れる椅子があったので、そこでいただきました。
その後、予定通りに乗り換えてKLIAへ到着しました。
KLIA以降は、以下の記事をどうぞ。
【2023】クアラルンプール発券はここから再開。NH886で帰国
2023/6/25
ようやくクアラルンプール発券を実行に移せました。これまでは、スターアライアンスのフライトでプレミアム ...
最後に
マリオット系列の中でも、やや異彩を放つエレメント。ワールドワイドに展開はしていても、けっこう隔たりがあって日本にはありません。
長期滞在向けでリーズナブルなところがウリですが、クアラルンプールのど真ん中に高層ビルとしてありますので、絶景を眺めながら悦に入るのも良いのではないでしょうか。