aloftクアラルンプールに宿泊してきました。KL Sentral駅に直結、雨でも濡れずに辿り着けます。NU Sentralというショッピングモールが隣接、ホテルにはルーフトップバーやインフィニティプール。気軽に利用するにはもってこいです。
この記事で分かること
・aloftクアラルンプールとは
・部屋の様子
・ホテル内の施設・設備等
aloftクアラルンプールとは
マリオット・インターナショナル傘下のホテルの一つです。多くのホテルブランドが存在するマリオットインターナショナルの中で、旧スターウッドホテル&リゾート系で、宿泊に特化したデザイナーズホテルであるWホテルの低価格ブランドが、このaloftホテルなのです。カジュアルで、遊び心が散りばめられています。
場所
KL Sentral駅のすぐ隣にあります。
クアラルンプール国際空港(=KLIA)から、KLIA EkspresまたはKLIA Transitに乗って終点となるKL Sentral駅に直結していることが、何といっても最大の魅力でしょう。ホテルのロビーから、数分で駅の改札口を抜けられるくらいの近さです。
住所:5, Jalan Stesen Sentral, Kuala Lumpur Sentral, 50470 Kuala Lumpur, Wilayah Persekutuan Kuala Lumpur, Malaysia
電話:+60327231188
公式サイト:https://www.marriott.com/ja/hotels/kulal-aloft-kuala-lumpur-sentral/overview/
アクセス方法
空港からタクシーやGrabの場合は、ホテル名を告げたりGoogle Maps等のマップアプリで場所を示せば、ドライバーが連れていってくれます。
電車移動の場合は、まずKL Sentral駅に向かい、下車します。KLIA(クアラルンプール国際空港)から向かった場合に、電車の進行方向で前方(先頭車両を越えてさらにその先)にあるエスカレーターから自動改札機を出ると中央通路に出ます。
もしも、前方ではなく後方のエスカレーターを利用して自動改札機を抜けた場合には、駅の北側のだだっ広いエリアに出ます。その際は、そのまま左前方に進んでいくと、中央通路に出ることができます。日中は人が多く往来していて、放送や巨大なデジタルサイネージなどがあって”中央”らしさが味わえるでしょう。
その中央通路はNU Sentralというショッピングモールに繋がっていて、そこへ向かうためのエスカレーターが4機もあります。それに乗ってNU Sentralへと向かいます。
ところどころに、aloftクアラルンプールへの案内があります。上の写真は、NU Sentralに向かうエスカレーターの右手にある案内です。
エスカレーターを降りたら、両サイドにはショップが並んでいます。20〜30m進むと右へと続く通路がありますので、右折します。
その通路を進んでいくと、少し広いエリアに到着し、ホテルのオブジェと表示があります。
ここまでの旅の記録は、以下をご覧ください。
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グランドフロア
レセプション
レセプションは、グラウンドフロア(1F)にあります。冒頭でご紹介した駅直結の通路経由で入館した際は、エレベーター等で下りてください。
カウンターはサークル状となっており、ビルなどのインフォメーションのようなビジュアルです。荷物を預ける際も、ここでやり取りを行います。
入口から見て、レセプションの奥にエレベーターがあります。4機もあるので、待ち時間は短くて済みそうですね。
エレベーターは、カードをかざさないとフロア指定ができないようになっています。
Re:fuel by aloft
コンビニエンスストアではないものの、手軽にフード&ドリンクが購入できる24時間営業の施設です。周囲のテーブルとイスも用意されており、今回は実際にここで暫く時間を潰していました。
ドリンク系はコーヒーや紅茶、缶ビール各種、炭酸系などが用意されています。
お菓子やチョコレート、インスタントヌードルなども売っており、小腹が空いた時やツマミに困ったときなどには重宝しそうです。もちろん、日中の雑談のお供なんかにも良さそうです。
椅子やテーブルは、大小さまざまなタイプが用意されており、人数や荷物などに応じて選べます。
W XYZ BAR
軽食やお酒を提供してくれる施設です。BARでもあります。
EXPRESS CHECK OUT
aloftクアラルンプールは、EXPRESS CHECK OUTというシステムがあります。チェックアウト時に、カードキーをここへ返すだけで済むというもの。
今回、実際に私はこれを利用しました。成田行きのNH816便に搭乗するため、始発のKLIA Ekspresに乗車する必要があり、早朝にチェックアウトを予定していたからです。
スムース・スマートにチェックアウトできて、とても便利に感じました。
ルームレビュー
ルーム全体とベッド
今回、予約・宿泊したのは「客室, 1キング」というスタンダードな部屋。アップグレードは、部屋の種類は同じながら高層階というプライスレスな価値へのアサインでした。
扉を開けると、このようなビューが広がります。1人旅であれば、十分な広さです。
部屋の造りはシンプルで、箱の中にベッドとワークデスク、ソファ、水回りがそれぞれ配されています。
キングサイズのベッドは、窓に向かっています。硬めのベッドで、個人的には好みのタイプでした。
部屋からの眺めは、さすがは高層階なだけあって、KL Sentral駅を見下ろしながら周辺を一望できるビューでした。
ビルビューであっても、夜景となるとこれはこれでキレイです。目線が高い=高層階であることも、視覚的効果があるのでしょうね。
水回り
洗面台もシンプルですが、安っぽさはありません。右手には金庫や物入れとなる棚があります。
金庫はデジタル式で、その並びにはクローゼットがあります。
洗面台まわりには、ミネラルウォーターとグラスが2つずつ、石鹸やタオル、歯ブラシなどのアメニティが用意されています。
トイレは洋式です。ムスリムの方に向けたハンドシャワーも設置されています。
お風呂はシャワーブースが用意されていて、固定式のシャワーのみでした。ボディソープ、シャンプー、コンディショナーが壁に固定されています。
テレビや電源類
部屋には、40インチ程度の液晶テレビがあります。コーヒー・紅茶・ミネラルウォーターの他にもスナック類やケトルなどもまとめて配置されています。
電源は、ベッドサイドとワークデスクに用意されています。スマートフォンやタブレットなどの電子ツールが普及した現代では、ベッドサイドの電源は必需品でしょうね。
冷蔵庫
冷蔵庫内には、ペプシコーラとTigerビールなどがありました。扉には収納できないタイプで、棚板を外せばフルボトルも収納できます。
備品
スリッパは薄いタイプでした。薄くて、もうちょっと厚みが欲しいと感じました。ANA国際線 プレミアムエコノミーの方が、履き心地は良いのではないでしょうか。
ベッドサイドには、電話機があります。aloftらしいカラーリングでした。
その他のフロア
NOOK(2F)
2Fには、レストランのNOOKがあります。ルーム内は当然ですが、通路にも椅子とテーブルがセットされています。ブッフェスタイルが基本となっていますが、アラカルトにも対応しています。
TACTIC / イベントスペース・会議室(3~4F)
イベントや会議、結婚式などが行えるスペースがあります。この日は実際に何かのイベントがあったようで、若い人を中心に利用者を見かけました。ホテルの雰囲気にマッチした、かしこまらないポップな雰囲気がありました。
椅子やテーブルも特徴的で、明るい配色で楽しさを感じます。テーブルの土台がドラム缶というのも、面白い発想ですね。
Re:charge(4F)
フィットネスジムです。ランニングマシンやレッグ系、ダンベル、バランスボールなどがありました。
シャワーやトイレもあり、流した汗をその場でリセットできます。
Mai Bar(屋上)
ルーフトップ(屋上)にあるバーです。屋内のバーカウンター、屋外の席が選べます。人数によって使い分けても良さそうです。
スプラッシュプール(屋上)
屋上にあるプールです。お子様用もあります。横には、前出のMai Barがあり、くつろぎながらお酒も楽しめます。
最後に
今回のクアラルンプール旅行は、駅直結のaloftクアラルンプールに宿泊しました。
カジュアルながらも、設備や清潔感などのクオリティは申し分なしでした。通年で暑いマレーシアなので、プールもあってお酒も飲める駅前のホテルとしては、使いやすさは抜群でしょう。
隣にはNU Sentralがあり、フードやドリンクの調達、日中の買い物なども行えるオールラウンダーな場所でもあります。
早朝発ということで食事無しのプランにしましたが、次はNOOKも利用してみたいと思います。