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【2023】KLセントラル駅の2番列車でも間に合う!NH816

2024-07-28

KLIAのチェックインカウンターでのNH816の案内表示

クアラルンプールから、ANAの早朝便に搭乗しました。ステータス修行でも使われるNH816便は、空港泊なら搭乗に際してほぼ安心ですが、クアラルンプールの中心部での宿泊となると、移動もあるのでドキドキでしょう。始発狙いで行動してみました。

この記事で分かること

・費用とPP単価
・aloftクアラルンプールのEXPRESS CHECKOUT
・KLIA EKSPRESとKLIA TRANSIT
・クアラルンプール国際空港
・ターミナル間移動、ラウンジ
・ビジネスクラスのシートや食事

費用とPP単価

この行程から、改めてスタートです。いわゆる、クアラルンプール発券です。発券時期北米行きの行程。

チケット情報

・料金:266,190円
・搭乗クラス:ビジネスクラス
・チケットクラス:I(プレミアムエコノミー/Eクラスからのアップグレード)
・プレミアムポイント:5,417
・PP単価:12.16円(全行程トータル。通常時の単価。PP2倍キャンペーン適用により、実際には6.8円

フライト情報

今回は、気合いを入れて起床が必要な早朝発のNH816便です。その分、到着地の成田空港には定刻15:30と陽が高いうちに着けるので、帰宅も乗り継ぎも自由自在ですね。

詳細

・便名:NH816
・区間:クアラルンプール⇒成田
・機材:B789
・機体番号:JA884A
・定刻:7:15~15:30

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クアラルンプール国際空港とは

概要

1998年6月30日に開港した、マレーシアを代表する国際空港です。マレーシア航空とエアアジアグループのハブ空港ともなっており、長さ4,000m×幅60mの滑走路を3本有しています。

建物は、KLIA*と呼ばれるメインターミナルとサテライトターミナル、更にLCCの離発着を行うLCCターミナル(=KLIA2)という構成です。

*Kuala Lumpur International Airportの頭文字からなる略称

場所柄、日本をはじめアジアやインド、中東、欧州など、多くの航空会社が乗り入れています。

マハティール・ビン・モハマド首相の主導で、これまで運営されていたセランゴール州スバン (Subang) のスルタン・アブドゥル・アジズ・シャー空港(通称 : スバン空港)に代わる空港として建設がスタートし、1998年6月30日に開港。「森の中の空港、空港の中の森」をコンセプトに、黒川紀章がターミナルビルを含む全体計画を設計し、メインターミナルを大成建設、サテライトを竹中工務店が施工した[1]。実際に周辺はプランテーションされたアブラヤシの森に囲まれている。

なお、この空港の開港により従来の国際空港であったスルタン・アブドゥル・アジズ・シャー空港は、マレーシアの玄関口の役割を終えた。

出典:Wikipedia クアラルンプール国際空港

アクセス

クアラルンプールの中心部からは40km以上離れていて、KLIA Express(英語)/KLIA Ekspres(マレー語)でのアクセスが安定的です。クアラルンプールの中心部、KL Central/KL Sentral駅まで30分前後で結んでくれます。

勿論、タクシーやGRABといった車を使うことも可能です。私は、40kmという距離があることから、時短にもなるKLIA Ekspres一択です。

ホテル~空港まで

EXPRESS CHECKOUTを使う

EXPRESS CHECKOUTの案内とキーの返却ボックス

この日は早朝4:30前には目を覚まし、身支度を整えてから出発しました。その際、フロントでチェックアウトをしても良いのですが、ここAloftクアラルンプールにはEXPRESS CHECKOUTがあるのでこちらを利用しました。万が一にも前に客がいて手間取ったりモメていたりして、KLIA EKSPRESに間に合わないことがないように、余裕をもつためにもEXPRESS CHECKOUTを利用しました。

EXPRESS CHECKOUT

利用方法は非常に簡単です。

カードキーを所定のボックス(上の写真の左にある四角いボックス)へ入れる

以上です。

部屋のミニバーを利用したり、レストラン等の会計を部屋付けとした未会計に関しては、後日にメールで請求されて支払い次第完了するという仕組みです。

aloftクアラルンプールの全景

まだ暗いうちに駅へ向かいます。と言っても、道を挟んだ先なのですぐに到着です。日中であれば、NU SENTRALのビルと繋がっているので屋内移動ができますが、早朝は屋外移動がマストとなります。ホテルのエントランスから出て駅へ向かうのが、最短ルートです。

また、ここまでの行程は以下にまとめてありますので、併せてお読みください。

HND⇒KUL
ファーストクラス・ダイヤモンド会員用チェックインカウンターの表示
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KLIA TRANSIT

この日はKLセントラルの改札が手動で、係員に誘導されてようやく改札口を通過できました。ゲートの不具合?
また、乗った列車がKLIA TRANSITであり、各駅に停車しての進行でした。となると、車両の不具合によりTRANSITへ誘導されたのかもしれないですね。

そのKLIA TRANSITは、KLIA EKSPRESとは車内の様子が少し違うように感じました。
停車駅が多いと乗降も多くなるためか、座席の数が少なくスタンディングスペースが広いように映りました。乗った位置かもしれませんが、つり革と手すりもついているあたり、立ち席が意識されていることは間違いないでしょう。

KLIAへ到着

KLIA 1 Jカウンター

結果的に、この日は普段のKLIA EKSPRESよりも8分ほど時間を要してのKLIA入りとなりました。一刻を争うわけではなかったので、さほど急がずにチェックインカウンターへ。ダイヤモンド会員なので、カウンターは空いており問題なしでした。預ける荷物は無いのですが、紙のチケット欲しさにカウンターにいつも立ち寄っています。

搭乗記

出国~ラウンジ

SATELLITEターミナル行きのシャトルバス

出国審査を経て、サテライトターミナルへと移動します。コロナ禍以前は、無人のエアトレインが走っていたのですが、いまは運行休止中でバス移動となっていました。写真の通り、外はまだ暗い時間帯です。

マレーシア航空・ゴールデンラウンジの表札

サテライトターミナルに着くと、迷うことなくラウンジへ直行です。ターミナル内でいうと2階部分にあたり、階段やエレベーターからは遠い位置です。とはいえ、階段やエレベーターは等間隔に作られていることから、建物の造りを優先した結果なのでしょう。

スポーツバーの入口にあった掲示。

ラウンジの入口時点では、まだ6:10という早朝です。サウジアラビアほど厳しくありませんが、イスラム教の方も多いマレーシアだからかお酒を提供してくれるラウンジ内のスポーツバーは7:00開店となっていました(終わりは22:00)。ということで、今回のラウンジでは飲めないことが確定しました。
よって、丼とボウルの中間くらいのサイズの器で提供される小ぶりなラクサなどをいただいて、ラウンジをあとにしました。

搭乗~機内

C32ゲートの案内表示

普段はC22付近の多いANAですが、この日はC32が割り当てられていました。手荷物検査を通過すると、間もなく搭乗が開始されて機内へ。アップグレードとはいえビジネスクラスなので、人が少ないうちに搭乗できるのは有り難いですね。

シート1A

シートは堂々の1Aでした。VIPのためにブロックされていることの多いシートですが、今回は事前指定ができました。

モニターは18インチのタッチ式。個人的には、フライトマップと妻へのお土産を機内販売で買う時くらいしかつかいません。
また、シートの横にはディスプレイのリモコンやUSB-Aポート、ユニバーサルタイプの電源などがあり、デジタルグッズの充電には事欠きません。

ウェルカムドリンクのグアバジュース

やがて、CAさんがまわってきてご挨拶。順次ウェルカムドリンクも配布され、KL路線ではいつものようにグアバジュースをいただきました。日常生活では選択しないので、KLの時にはいただいています。

出発~食事

KLIAの滑走路 14R

ドアが閉まり、いつもの「Standby at the door」と「Set Slide Bar」が7:08に聞こえ、搭乗が締め切られたことを確認しました。国内線利用で隣に人がいない時には、これを聞いて隣席無しを確信しています。

KLIAの離陸直後を朝日と共に

待機時間などもあり、7:24に14Rからテイクオフ。このころになって、ようやく朝日が出始めて夜が明けてきました。

シャンパン/カステルノー

30分ほどで朝食の案内が始まりました。メニューにスクランブルエッグとあったので、洋食としました。ドリンクはシャンパン(カステルノー)を選び、自らに朝からシャワシャワの刺激を与えます。

朝食(1プレートで提供)

朝食

メインディッシュ
スクランブルエッグのケサディーヤ

ブレッド
クロワッサン、ソフトロール

フルーツ

ヨーグルト

※機内のメニューより

朝食にしてはなかなかのボリュームですが、4時台に起床している身としては、既に4時間くらいが経過しており美味しくいただくことができました。写真の通り、1プレートでの提供でした。

食事中は、赤と白のワインをそれぞれ1杯ずついただきました。

到着

フルフラットにしたシート

飛行は順調で、食後は90分くらい就寝。フルフラットが奏功しました。

機中から見る美浦トレーニング・センター

その後は日本の領域に入ります。石垣島や沖縄本島の北側~鹿児島県の桜島のすぐ横を通過、太平洋上に戻って千葉入り。一旦北側へまわってJRA 美浦トレーニング・センターを見ながら旋回、16Lにランディングしました。

成田空港に駐機中のピーチA320とANA A380

駐機場には、ピーチアビエーションのA320とANAのA380が駐機していました。A320は、そっくりそのままA380の中に納まりそうですね。

降機は1Aなだけあって先頭にて。前に人がいない状態で入国審査へと移動していきました。

最後に

一般エリア「南ウイング 到着」の表示

今回は、早朝のクアラルンプール便を利用しました。空港に前泊もありですが、KLセントラル駅の2番列車を使いKLIA TRANSITでKLIA入り(鉄道会社側のトラブル?)。KLIA EKSPRESならば始発なので3分早く発ち、かつKLIAへの所要時間は28分(KLIA TRANSITは36分)なので、KLIAに5:28には着けるのでより安心です。

また、KLIA1からサテライトターミナルには、エアロトレインは運休中でバスでの移動となっています(2024年7月現在)。空港内バスなので、本数は多く乗り遅れる等の心配はないと思います。

今回は、事前アップグレードでビジネスクラスの搭乗でした。シートもですが、フード&ドリンクもぬかりなく、さすがは5スターエアラインのANAですね。何度でも乗りたくなってしまいます。

これからも、ダイヤモンド修行等の記録を残していきたいと思います。

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KAMASA

学生時代は添乗員に憧れていましたが、個人的な事情により断念。社会人となり妻と出会い、旅への想いが再燃。日本国内・海外を問わず旅行が好きなのだと再認識しました。妻から陸マイラーや修行僧のことを聞き、行動するようになりました。但し、うちにはワンコ2頭がいるため、修行は弾丸/タッチ系が専らです。2018年にANAダイヤモンド会員となって以来、継続中です。コロナ禍により国内旅行が主となり、飛行機よりも電車旅が増えています。スターバックスコーヒーの全店制覇を目指したり、全国のモンベルショップへ立ち寄ることもしています。

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