【ハノイ旅行#4】ベトナム旅行の〆はSQ638！深夜便で成田入り

シンガポール航空の深夜便で、成田空港へ戻ってきました。乗り継ぎ時間に余裕があり、チャンギ国際空港のショップやラウンジを利用したりして過ごしました。今回は、気になったショップとラウンジのレビューも含めたフライトレポートです。

費用とPP単価

シンガポール航空のマイレージプログラムの一つである「クリスフライヤー」の会員向けに、2022年9月に配信された【旅を応援！割引運賃キャンペーン】で購入したチケットです。

「できるだけ長距離を」という思いから、シンガポールから日本側へ折り返してベトナムのハノイを目的地としました。

この行程のうち、最終区間であるシンガポール～成田のレポートです。

他の区間は、こちらにまとめています。

シンガポール航空とは

シンガポールを代表する大企業の一つであり、航空会社の格付けを行っている英国スカイトラックス社の評価も、実質最高評価の「ザ・ワールド・ファイブ・スター・エアラインズ（The World's 5-Star Airlines）」の認定を受けています。そのランキングは常に上位であり、とても質の高いサービスを提供してくれるエアラインと言えるでしょう。ちなみに、ワールドエアラインアワードでは、2005年と2006年以外はトップ3にランクインしています（2020年の新型コロナウイルス感染症による中止を除く）。

シンガポールのチャンギ国際空港をハブ空港としていて、アジア・米国・ヨーロッパ・アフリカなど世界各国へのフライトを用意しています。シンガポールのフラッグキャリアでもあります。

また、国土の関係からフライトは国際線となり、機材もA380やA350-900、B777-300ER、B787-10などの中型～大型機が多く、最新鋭機材を積極導入することでも有名です。

また、CAの制服は「サロンケバヤ」と呼ばれていて、マレーシアやインドネシアを含む東南アジアの伝統的なバティック柄をモチーフにしています。

航空連合には、ANAと同じくSTAR ALLIANCEに2000年4月から加盟しています。

チャンギ国際空港とは

シンガポールの国際空港であり、東南アジアの巨大なハブ空港です。

元々は軍用空港として使われていましたが、後に航空産業の発展により民間空港として運用されていたパヤレバー空港に代わってチャンギ国際空港として1981年にターミナル1から運用が開始されました。逆に、パヤレバー空港は軍用空港として運用されています。

ターミナルは2023年5月現在でターミナル1～4、2025年頃の開業を目指してターミナル5を建設中です。

アジア、欧米、アフリカなど、世界各国の航空会社が就航しています。

ターミナル内には、『Jewel』と呼ばれる複合施設があり、世界最大級の屋内滝や植物園、商業施設等で構成されています。

搭乗記

BACHA COFFEE

チャンギ国際空港内には、派手な出立ちのBACHA COFFEEがあります。今回、初見で立ち寄ってみました。

店内は見やすいようにディスプレイされていて、通路も広めでした。キャリーケースなどの荷物があっても、それなりに移動はしやすいでしょう。

ラインナップは、各種コーヒーやコーヒーに合うフードも用意されています。複数のコーヒーがパッケージされている品も多く、TWGの紅茶から変化を求めたい方や、シンプルにコーヒーを楽しみたい方には良いのではないでしょうか。

日本には東京にあるだけです。クアラルンプールのスリアKLCC内では、BACHA COFFEEのロゴがテナントの囲いに書かれていたので、出店準備をしているものと思われます。（2023年7月現在）

SILVER KRIS LOUNGE（BUSINESS CLASS）

入室基準

5スターエアライン、シンガポール航空の本拠地であるチャンギ国際空港。そのシルバークリスラウンジ ビジネスクラスを利用しました。

入室基準は、次の通りです。

敷居は高く、同社の最上級会員であるPPSクラブ会員（搭乗クラスはエコノミー以上でOK）か、航空各社のビジネスクラス以上での搭乗が条件です。ANAの会員ステータスであるSFC（スーパーフライヤーズカード）以上で取得可能なスターアライアンスゴールドであっても、搭乗クラスがプレミアムエコノミー以下では利用ができません。

スターアライアンスゴールドのステータスホルダーが利用できるのは、クリスフライヤーゴールドラウンジとなります。

ラウンジの場所

今回利用したのは、ターミナル3のレベル3にあるシルバークリスラウンジです。上図の通り、非常に広い面積を有するラウンジです。降機した後、あるいは出国後の搭乗前はレベル2にいることになるので、1フロアだけ上がると覚えておくと良いでしょう。

ラウンジ内の様子については、以下のレポートにまとめました。

搭乗記

ゲート到着～着席

搭乗時間に近づいたので、ラウンジから搭乗口へ移動しました。ターミナル3のゲートA付近からからターミナル1のゲートC24であったため、一本道ではあるものの、スカイトレインのお世話になりました。

搭乗開始は遅延しており、23:30過ぎでした。深夜便の性か、機内へ急ぐ人が多かったのが印象的でした。日付がもうすぐ変わるという時間帯ですから、致し方ないところかもしれません。

シートはビジネススタッガード式の1-2-1配列で、76インチ（約193cm）のフルフラッドベッドとなります。今回は、12Aを事前指定しておきました。

モニターはHDタッチスクリーンの18インチ。IFEのリモコンもシート横についています。

シート横のコンソールストレージには、電源があって横にはヘッドホン、テーブルにはスリッパなどが置かれていました。

機内誌やメニューは、物理的に配置されています。デジタル化もできそうなものですが、実はこの方が使いやすいのかもしれませんね。

そういえば、シートの足元には前の乗客の忘れ物である靴下が1足（片方）だけ落ちていました。CAさんに通った際に声をかけて視線で訴えると、笑いながら回収してくれました。こんな時でも笑顔って、素晴らしいですね。

チャンギを出発

出発は、0:30頃でした。待機中は、シート周りの撮影を終えるとPBBを眺めていました。

後で分かったのですが、ランウェイは軍用の02Rだったようです。意外でした。

機体が落ち着きをみせたのは、1時近くでした。ここでようやくウェルカムドリンクが配られましたが、既に就寝済みの方もいたようでした。私は、ワンパターンながらシャンパンをオーダーし、ナッツと共に楽しみました。その後、仮眠程度の時間ですがシートをフルフラットにして休みました。

食事

数時間の睡眠のあとは、早朝の朝食です。事前に予約しておいたビーチロード・プロウン・ヌードルの海老スープ麵です。

ビーチロード・プロウン・ヌードルの海老スープ麵
黄色い麵とビーフンを、海老と豚肉の風味豊かなスープに浸した一品。新鮮なレッドレッグ海老ともやしを添えて。シンガポールの人々に人気の一品です。
※説明は、事前予約のページから抜粋

これが意外と優しいお味でした。重たそうに見えますが、麺類ということもあってスルスルと胃に収まりました。

成田へ

食事を終えて暫くすると、左手に富士山が霞みながらも見えました。日本へ戻ってきた、と感じますね。

やがて、勝浦をかすめてから九十九里浜付近よる陸地の上空へ。利根川を跨ぐと、その先には再び富士山が見えました。機内でここまで抜けている時に見るのは、初めてかもしれません。

最後に

約3年ぶりの海外旅行が終わりました。目的地はベトナム・ハノイ。シンガポール航空のお誘いのおかげです。

ハノイはもちろん、シンガポール航空の搭乗も素晴らしい時間でした。

日本だけでなく、世界中で猛威をふるった新型コロナウイルスは絶滅したわけではなく、免疫や対処法がでてきたというだけなので軽視するわけにはいきませんが、他方で共存していくために知恵や工夫は必要であり、今後暫くは大きな課題となりそうです。

2023年は、もっと気軽に海外旅行へ行きたいので、色々なアンテナを張って情報収集を怠らないようにしておきたいと思います。