今回は、仕事を終えてそのまま羽田からクアラルンプールへ飛ぶ旅程を組んでいました。もともとクアラルンプール発券の帰路であり、次の海外発券への導入とも言えます。事前にビジネスクラスへのアップグレードを確定させていたフライトでした。
この記事で分かること
・費用とPP単価
・コインロッカーの使用感
・Face Expressの利用方法と所感
・金曜夜のANA SUITE LOUNGEの様子
・ビジネスクラスのシートや食事
費用とPP単価
クアラルンプール発券、石垣行き(羽田でのストップオーバー付き)です。まだまだ燃料サーチャージが足を引っ張り、チケット単価自体も高い状態が続いています。峠は越えましたが、それでもまだ高いですね。
チケット情報
・料金:198,906円
・搭乗クラス:ビジネスクラス
・チケットクラス:I(プレミアムエコノミー/Eクラスからのアップグレード)
・プレミアムポイント:5,417
・PP単価:12.65円
フライト情報
夜行便であるNH885。ほぼ定刻に動き出したので、スムースな搭乗ができたようでした。到着は、定刻の約45分前とだいぶ早かったです。
詳細
・便名:NH885
・区間:羽田⇒クアラルンプール
・機材:B788
・機体番号:JA822A
・定刻:23:30~6:00
スタート地点は職場
前日から仕込んで、羽田空港直行
今回の旅程は、金曜日の夜に羽田を発って土曜日の朝にクアラルンプールへ到着、観光してそのまま宿泊、日曜日の午後に羽田行きで戻るというものでした。
そのため、職場へ荷物を持ち込むか否かを悩んだのですが、静かにコトを済まそうと思い駅のコインロッカーに荷物を預けました。
ご参考までに、預けた荷物は35Lのリュックが1つで、一番小さいサイズのコインロッカーに収まりました。中型を覚悟していたので、嬉しい誤算となりました。今日日のコインロッカーには、奥行きがあるんですね。これなら、キャビンサイズのキャリーケースも入りそうでした。
前日は、ビジネスバッグを職場に置いて身軽に帰宅、当日は荷物を持って職場の最寄駅へと向かう仕込みをしていました。
少し先のことを考えて行動し、時間を無駄にしない行程にする。まさに修行の一部ですね。
結果的に、仕事が押して予定よりも出発は遅れましたが、コインロッカーから荷物を出して移動を開始。職場から羽田空港の第3ターミナルへ、修行の直行ができました。
搭乗記
Face Expressにリトライ
少し遅れたものの、羽田空港には約3時間前には到着しました。チェックインカウンターに立ち寄ってチケットを受け取り、背後にあるFace Expressにリトライしました。ゴールデンウィークにタイ国際航空を利用した時には失敗しており、今回はその敵討ち的な意味合いでした。(笑)
結果的に、利用できました。機器にパスポートやチケットを読み込ませる時は、読み込ませる面を下にしておきましょう。カメラのレンズが上向きなのか下向きなのかが分からずぎこちなくなりましたが、結果としては下にレンズがあります。読み込みと登録を済ませ、手荷物検査所へと移動しました。
↑の写真が、Face Express登録者用のレーンです。ここを通過すると、手荷物検査場の手前にあるゲートのうち、Face Express専用のゲートまで一気に進めます。通常のレーンの通路(ジグザグで5~6往復分)をゴボウ抜きができるので、非常に速いです。しかし、速いのはここまでであり、手荷物検査は通常のレーンからの乗客と一緒に並ぶことになります。
2023年6月現在では、Face Express専用の手荷物検査レーンはないため、コロナ禍前のような手荷物検査も優先レーンがある、というわけではありません。それでも速かったですけどね。デメリットは、見送りにきてくれた人がいた場合に、別れがあっという間ということくらいでしょうか。
ラウンジを利用
手荷物検査と出国手続きを済ませた後は、ラウンジでの寛ぎタイムです。
金曜日の夜ということで、私と同様な方々も多かったようです。シャワーは10人以上が待機状態であり、定刻23:30となると厳しく感じました。結果として、利用することはできませんでした。。。
その代わりではないですが、食事とお酒は十分に楽しませてもらいました。ラウンジ内自体は落ち着いた様子で、空席も悠々と見つけられるくらいの状態でした。
搭乗口へ移動
搭乗が国際線ということで、搭乗開始時刻は30分前くらいだと読んでおく必要があります。より良いのは、ラウンジや搭乗口のスタッフさんに確認することで、確認時点での最新情報が得られますのでお勧めします。
私は23時前にはラウンジを出ましたが、通路はなかなかの混みっぷりでした。利用客が戻ってきていますね。
その途中、保安検査場(北)の横を通過しましたがCLOSEとなっていました。時間帯なのか曜日なのか、またはスタッフの雇用問題やコロナ禍の運用を継続中なのかは分かりませんが、暗く寂しいエリアとなっていました。
搭乗はタラップから
さて、今回の搭乗口は135番と指定されていました。あまり聞き慣れない位置であるからこそ、沖止めなんだろうと推測しました。結果、当たりでした!
上の写真の通り、乗客はそれほど多くないようでした。日本人が多く、時間も遅いことから静かな待合室でした。
バスで移動すると、飛行機はザ・沖止めとなっていました。沖止めの経験は何度もありますが、羽田空港で降機時に沖止めはあっても、搭乗時は初めてではないかと思っています。
バスを降りると、機内へはタラップがL1ドアにかけられており、個人的には興奮ものの搭乗となりました。屋根付きのタラップで、サイドも囲われていている贅沢なタラップでした。
シート
テンションが上がった状態で搭乗し、事前予約しておいた5Aに着席します。ビジネススタッガードのフルフラットとなるシートです。サイドテーブルにはお水と機内食のメニューが置かれ、シートにはスリッパ・アメニティ・イヤホン、就寝用に枕に加えてメッシュ地の敷布とかけ布団がそれぞれ個包装されて用意されていました。
真後ろはトイレですが、ビジネスクラスのトイレなので使用頻度は低いため、気になることはありませんでした。
せっかくなのでパジャマをお願いし、離陸前に着替えを済ませました。すっかりリラックスしてしまいました。
離陸後はお楽しみタイム
搭乗客の少なさからか、定刻よりも前にトーイングカーが始動しました。23:30過ぎにはタキシングが開始され、C滑走路16Lからの離陸となりました。離陸後間もなく、大きく左旋回をしてから南へと向かいました。
日付が変わった頃にベルト着用サインが消灯しました。ほどなくして、ウェルカムドリンクが配られ、同時にアミューズも用意をしてもらいました。
・ ANAオリジナルスティック
・ 浅蜊のラタトゥイユ
ゆっくろとお酒を楽しんでいたら、照明がナイトモードへ。それでも、怪しい雰囲気の中で浅利のラタトゥイユと共に白ワインをいただいていました。タブレットで”ブレット・トレイン”を鑑賞。2時頃、消灯としました。
朝食
ひと眠りし、腕時計で4:16に起床しました。2時間チョイの睡眠時間です。搭乗時に起こすか否かと確認があり、楽しみにしていた朝食なので「Let's disturb」とは言わないまでも、起こしてほしいとお願いしておいたので、優しく起こしてもらえました。
寝起きでも、ドリンクはシャンパンを選択。シュワシュワを欲しました。メニューは和食。日本発で朝食ということもあり、迷いなく選びました。
■ 前菜
蟹・湯葉・豆苗・梅肉餡掛け
カンパチ小袖寿司
鶏八幡巻き
ブロッコリー 松の実味噌
■主 菜
鱸のオイル焼き バター醤油あん
俵御飯
■味噌汁、香の物
■フルーツ
〆には、ハーゲンダッツ(バニラ)をいただきました。間違いないヤツでした。
クアラルンプールに到着
食事を終え、じきに着陸態勢へと変わっていきました。クアラルンプール国際空港には、現地時間で5:15にランディング。C24番ゲートへ着岸しました。時期的にヘイズ(焼き畑)を懸念しましたが、この時は大丈夫でした。
早朝ながら、入国審査のブースは結構稼働していて、待ち時間は10分程度とクイックでした。
この後は、KLIA EkspresでKLCCへ移動しました。
最後に
職場から仕事のあとに直接出掛け、夜行便で無駄なく移動する・・・効率的な時間の使い方です。
早朝着でありますが、その分で1日を長く使えるとも言えます。この後は、ホテルへ向かって午前中のうちにチェックインし、そのまま宿泊しました。
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弾丸旅程の多い私にとっては、とても重宝するフライトでした。