プーケットへ向かうため、バンコク スワンナプーム国際空港で国内線へ乗り継ぎました。早朝に羽田空港から到着、数時間の待機の後にタイスマイル航空へ搭乗しプーケットへ向かいました。お安いチケットであるためか、当区間は積算なしのフライトとなりました。
この記事で分かること
・タイスマイル航空とは
・スワンナプーム国際空港では必ず入国審査
・国内線エアサイドの様子
・ロイヤルシルクラウンジ
・バス移動
・機内の様子
タイ・スマイル航空とは
タイ国際航空から独立して運行を開始した航空会社であり、元々は低運賃での運営でした。2020年にスターアライアンスのコネクティングパートナーに加盟しています。
2レターコードはWEで、便名はこれに3桁の数字が入ります。国内線では、TGに4桁の数字で便名を表します。今回はWE201便であると同時に、TG2201便でもありました。
マイレージの加算や受託手荷物無料(20kgまで)、座席指定無料などのサービスもしており、LCCとも違う位置づけとなっています。
就航地は、タイ国内を筆頭にラオス、ミャンマー、カンボジア、中国、インド、マレーシア、台湾、香港です。※Wikipediaより
保有機材はA320です。
国内線へ乗り換える
乗り継ぎ用の入国審査ブース
世界各国の空港には、それぞれ様々なルールがあります。ここバンコクのスワンナプーム国際空港では、タイ国内への乗り継ぎの際には必ず入国審査を受けることとなります。
入国審査は、フライトがバンコクまでの乗客と、タイの国内線へ乗り継ぎの乗客は別の場所で行います。
これ、知っておかないとタイムロスに繋がるので、スワンナプーム国際空港を経由することが多い人は覚えておくと良いでしょう。
要所にはスタッフもいて注意書きもありますが、人の流れについて行って入国手続きをしてしまうと、その後にまた出国手続き(チケットのチェックと出国審査)が必要となることもありえますので、十分にご注意ください。
なお、降機直後からスマートフォンは海外SIMをメインとする設定に切り替えて使い始めました。もちろん、空港内では空港Wi-Fiをメインにしていますが、もうタイ国内なので忘れずに設定変更です。海外SIMについては、以下にまとめてあります。
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国内線のエアサイド
今回は、早朝で乗り継ぎの人がたまたま少なかったのか、早めに審査場へ来れたからか、ほぼ待ち時間はなく入国審査を終えました。
そこを抜けると、国内線のエアサイドに出られます。そこには、通路にコンビニやショップ、フードコート、ラウンジなどがあります。
タイに来て何回かは、このフードコートで生ビールを飲んでいました。降機後の待ち時間に、ローカルフードを楽しめるのでお勧めです。
いつの間にか、LAWSONも入店していました。東南アジアは、日本よりもフルーツを食することが多い印象で、このLAWSONでもバナナ推しをしていました。こういった発見が、海外旅行の楽しさの一つだと思っています。文化や価値観の違いを感じられる瞬間でした。
私たち夫婦は、今は知識や経験を増やしてラウンジで過ごすようになりました。別にラウンジを使うことが正義ということではありませんが、数時間の待機中に無料で使えるので助かっています。
ロイヤルシルクラウンジ
プーケットへ向かう便(TG2201)のゲートをチェックしてから、ロイヤルシルクラウンジを訪問しました。アルコールはありませんが、ホットミールを中心にフードが提供されていて、多くの人がお粥を食べていました。折角なので、私たち夫婦もいただきました。
また、床を中心に電源もあり、ここで蓄えておくことができます。道中は半分以上の進捗でさしあが、私も念の為に充電をしておきました。
搭乗記
バンコク⇒プーケットは、近隣国の航空各社が日に何本も飛ばす激戦区です。今回は久々のタイということで、宿泊先にアーリーチェックインをするつもりででいたため、あえて9:30にプーケット着というフライトを選びました。
フライトインフォメーション
機体:A320-200
レジ番号:HS-TXQ
ランウェイ:スワンナプーム国際空港=19R、プーケット国際空港=09
離陸:8:26
着陸:9:29(現地時間)
搭乗
さて、搭乗です。今回はB7ゲートへ行くと、バス移動となっていました。広いスワンナプーム国際空港での沖止めは初めてではないかと。
しかし、バスが進むもタイスマイル航空の機体が見えません。予想以上にバスが走り、ついにはBゲートから離れてDゲート側へ。そして到着したのは、D1ゲートでした。
そのままタラップ経由の搭乗かと思いきや、ボーディングブリッジへの階段を経由してL1ドアからの搭乗となりました。
ご覧の通り、階段はパンチング加工が施されています。空気の抜けが良くなり、暑さ対策にでもなっているのでしょうか?理由は分かりませんが、コストをかけていることは間違いなさそうです。
シート
シートは、43Aと43Bでした。事前にインターネットで座席指定をしておきましたが、1時間程度のフライトであったこともあってか、特に窮屈感は感じませんでした。良い意味で、特徴のない席でした。
テーブルはこんな感じ。タブレットは勿論のこと、13.3インチのノートパソコンも使えそうです。ドリンクホルダーはくぼみタイプなので、蓋のできるペットボトルでないと不安を禁じ得ないですね。大丈夫なんでしょうけども…。
機内食
朝食は軽食でした。ハムとチーズのサンドイッチとお水でした。
食後にはコーヒーも振舞われました。短時間のフライトながら、このようにサービス提供してもらえるのは有り難いことです。やはり、LCCではないですね。
プーケット国際空港へ到着
朝9時を過ぎ、やがてマラッカ海峡へと進みました。いったん海に出て、左旋回をした後にそのままプーケット国際空港の滑走路09(ビーチ側)からタッチダウン。6番ゲートへ着岸しました。
降機した後は、大多数となるタイのドメスティック(国内線)の乗客と別れて、ひとり国際線の到着口へと移動します。預けた荷物の搬出先が違うからです。
上のような表示がしばらく続きそれに従って進むと、入国審査は無いものの国際線の乗客向けのターンテーブルにたどり着きました。ターンテーブルには、我々の前に割り当てられたロシアからの荷物がピックアップされずに残っていました。
しかし、それもお構いなく我々のフライトの荷物が出てきて、無事に手元に戻りました。
最後に
タイ国際航空のサイトから予約し、トランスファーとして搭乗したタイスマイル航空でしたが、特段不満はなく、むしろ気持ちよく最終目的地のプーケットに到着できました。
積算の驚きや、入国検査の気付きなどがありましたが、それもまた良い経験として財産になろうかと。
ここから先は、宿泊記として後日に別途ご紹介していくつもりです。