サンフランシスコの2日目は、アルカトラズ島の観光から始まります。午前中はここを見学し、午後はたまたま重なったサンフランシスコFLEET WEEKを、知識ゼロで自分なりに楽しみました。その他にも、のんびりとユニオン・スクエアを味わいました。
この記事で分かること
・アルカトラズ島について
・アルカトラズ島の見学ツアー
PIER33へ移動
チェックアウト

目覚まし時計通りに起床し、身支度を整えて出発です。今回の旅の目的は、ダイヤモンド(防衛)修行と併せてアルカトラズ島を訪れることでした。帰路は翌日未明のNH107便であり、唯一の自由行動日でした。なので、1晩お世話になったハイ サンフランシスコ ダウンタウン ホステルとはお別れとなりました。
ここまでの旅行に関しては、以下にまとめました。
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Day1 HI サンフランシスコ ダウンタウン ホステル宿泊記
ダブルメインイベントのアルカトラズ島へは、PIER33から同島への連絡船を利用します。そこで、PIER33まで移動します。


パウエルストリート駅のそばにあるバス停のMarket St & 5th StからFのバスに乗り、The Embarcadero & Bay Stで下車しました。料金は$2.5で、スマホ版のCLIPPER CARDでスムースに済ませました。ちなみに、バスはエコノミークラスくらいのシートピッチですが、公共性や大柄な欧米の方々が利用前提で設計されていることを考えれば、十分なサイズ感だと思いました。


バスを下車し、100mほど来た道を戻ると、PIER33の入口があります。そこを過ぎて、露店などが並んだ先の左側に乗船場所があります。露店では、ソーセージなどの鉄板焼き系やキャップやTシャツ等のお土産系などが売っていました。
PIER33から乗船

チケットは、事前にクルーズ船の公式サイト(下記)から購入しておいたのでスムースでした。チケット売り場には寄らず、直接乗り場へ向かって待機列に並びました。


このPIER33にはトイレもあります。左上の写真で言えば、見切れていますが左側のPIER内に用意されています。また、分別されたゴミ箱もあり、環境保護の一環だと思いますがアルカトラズ島で余計なゴミを出してほしくない、という表れなのではないかと感じました。


出航は、朝一だったこともあり20分ごとでした。「結構並んでいるな」とは思ったものの、ジワジワと動く待機列だったので、15~20分後には乗船していました。なお、乗船したのはALCATRAZ FLYER号でした。


船は見てのとおりの大型船でした。船の内外は、普段は乗らないことから興味深かったです。
船首にはベンチが用意されており、先頭で風を切って進むことが体感できます。ブリッジの下にも展望ができるスペースがあり、この日のようにピーカンであれば海の香りを感じながら短い船旅(約20分)を楽しめます。


船内に目を向けてみます。
渡り階段を上って乗船します。船首を1階とすると、乗船して最初に足を踏み入れるエリアです。室内の中央には、一人掛けの椅子が外に向かっており、背中合わせで並んでいます。窓側(外側)には横長のシートと、それに向かうテーブルと椅子があります。売店もこの1階です。また、出港時に外通路へ行ってみると、船と繋いでいた綱を外すところでした。ITが進化しても、こういったところは物理的な操作が必要なわけですね。


2階も作りは似ていますが、屋内からのビューは1階とあまり変わらないように感じました。窓側は横長のシートがあり、横幅を絞った2階の中央部分は幅が狭くなった分でシートは配置されておらず、その分で着席数は減少しているでしょう。


3階へ上がります。ここに窓はなく、潮風をダイレクトに感じることができます。船尾側も同様の窓無し仕様です。空席は比較的多かったことから、ゆったりとしたい時には船尾側の方が良いかもしれません。


出航はバックして進みます。右手に、乗船したPIER33を見ながらターンし、右手にサンフランシスコ・オークランド・ベイブリッジを見つつアルカトラズ島を目指します。とはいえ、ターンしてしまえば15分程度ですけども。
アルカトラズ島
アルカトラズ島とは

とうとう、メインイベントのアルカトラズ島に到着です。小さい頃に見た「アルカトラズ島からの脱出」におけるクリント・イーストウッドの印象が強く残り、行ける時があれば行きたいと思っていました。
そんなアルカトラズ島は、かつて軍事施設であったり連邦刑務所であったり、インディアンに占拠されたりした歴史がある場所なのです。
より詳しく知りたい方は、ウィキペディアを参考にされると良いでしょう。
アルカトラズ連邦刑務所

1934年7月1日~1963年3月21日までは、連邦刑務所として運用されていました。前出の「アルカトラズ島からの脱出」は、この時代に起こった事件を映像化した作品です。
また、この連邦刑務所が封鎖された後には、インディアンが占拠した期間(1969年11月20日~1971年6月11日)もあるそうで、こちらを詳しく知りたい方は以下のWikipediaを参考にされると良いと思います。
内部をレビュー

船を降りると、このINDIAN LANDとペイントされたところでいったん集まります。その場にいるスタッフが見学についての説明をしているようでしたが、自分は聞き取れずに周囲の雰囲気・様子を見て入って左手のBOOK STOREへ向いました。実質、ここからは自由行動であり、帰りの船も指定がないので好きなタイミングで離島することができます。

BOOK STOREでは本は勿論のこと、Tシャツや刑務所の食器などのお土産店となっており、またミネラルウォーターも売っていたりします。


BOOK STOREを出て、手前の入れるところから入って見学開始です。
説明などと一緒に、セルフサービスのコーヒーが売っていました。早くも一服ですか!?


セルハウス オーディオツアー
建物の外側を歩き、島の北側へ向かうと、所々に見張り役の詰め所やタンクなどの高い建造物があります。タンクには、インディアンからのメッセージが残っています。その足元には、この島の説明をしてくれる無料の音声ガイドが借りられる”セルハウス オーディオツアー”への案内板もあります。

道なりに歩いていくと、MAIN PRISONと書かれた入口があり、中へ入るとセルハウスでオーディオ機器を借りられます。イヤホンで聞くのですが、使用する言語(オランダ語、英語、フランス語、ドイツ語、イタリア語、日本語、韓国語、標準中国語、ポルトガル語、ロシア語、スペイン語)を聞かれるので、お好きな言語を選んでください。
なお、このオーディオツアーはチケット代に含まれていますが、参加しないこともできます。その際は、オーディオツアー代の払い戻しが可能だそうで、アルカトラズ島のスーパーバイザーへ伝えて指示に従ってください。

生々しい牢獄
オーディオを受け取って、最初の見どころはシャワー室です。シャワー室というより、シャワーエリアというような、囚人がある数十人同時に浴びる場所でした。


続いては、ドラマや映画などで見る、いわゆる牢獄という風景が飛び込んできました。3階建てで、鉄格子と簡素な通路となっています。また、ここは独房だったため、奥行きがあり細長い造りとなっていました。

進んでいくと、両サイドが牢獄というエリアもあります。天井部分から光を取り入れているので、意外と明るい雰囲気となっていました。


有名な囚人も多く収監されていたそうで、顔写真で紹介されています。私が知っていたのは、アル・カポネと脱獄したトリオ+αくらいでした。
また、レクリエーションとして屋外では野球もできたようで、道具の展示と説明書きがありました。


牢獄の中に入れるところもあります。中にはトイレ・ベッド・洗面台というシンプルな作りでした。


やがて、映画「アルカトラズ島からの脱出」にも出てくるキャラクターの牢獄を再現してあるエリアとなります。
多くの絵が飾られている牢獄は、絵描きを禁じられてしまったチェスター・“ドク”・ダルトンではないかと思います。また、主犯のモリスが使っていたと思われる、通気口が外されて人形がベッドで寝ている牢獄もありました。


さらに進んでいくと、食堂があります。映画などでは、ケンカが始まったりしますよね。イスやテーブルなどは無いので、だだっ広いエリアですが、周囲には調理室の跡もあり雰囲気が出ています。これ見よがしに包丁の収納ケースがあり、中はくり抜かれていることから、万一返却されていない場合でもケースを見れば一目瞭然でした。

ここを終えると、その先でツアーは終了となりました。機材の返却をしたところの近くには、機材の収納場所がありました。かなり多くの機材が用意されていました。
スーベニアショップ


機材を返したあとは、スーベニアショップが待っています。冒頭で立ち寄ったショップとはサイズ感が違い、衣類や刑務所の食器、書籍などが種類も数多く用意されています。
Lighthouse


スーベニアショップを抜け、外に出ます。すると、灯台への道しるべがありました。そのまま進むと、島の南側に灯台がありました。その手前には管理棟もありました。
これで、一通りの見学を終えました。1人でゆっくり見てまわって約2時間でした。
アルカトラズ島からの離岸

後は、好きなタイミングで戻るだけです。上陸した位置に戻れば、帰りの船の出航時間の書かれたボードがありますので参考にしてください。


また、船内には売店もあって、ホットドッグやお菓子・コーヒー類やソフトドリンク、ビールなどが売っています。一息つくのも、良いかもしれませんね。
最後に

サンフランシスコ旅行(修行)のメインコンテンツ、アルカトラズ島へ行ってきました。
中心地からはバスで気軽に移動ができますし、ネットで乗船券(往復)は事前購入が可能なので英語が喋れなくても行くことができます。
アルカトラズ島では、セルハウス オーディオツアーを活用すれば、1人でも楽しむことができます。もちろん、この島に興味があればより楽しめるのではないでしょうか。
ざっくり半日仕事くらいの時間を見積もれば、サンフランシスコ旅行の行程に入れることができます。お勧めです!