搭乗記

NH107便のアップグレードは、チェックインカウンター勝負!

サンフランシスコ国際空港の入口

1泊4日の弾丸サンフランシスコ旅行を終え、NH107便での帰国でした。非常口席は確保していたのですが、アップグレードポイントを使ってTHE Roomへのアップグレードを発券直後から申請し、未確定のまま帰国日を迎えました。

この記事で分かること

・費用とPP単価
・サンフランシスコ国際空港の概要
・出発前の様子
・機内食

費用とPP単価

クアラルンプール発券、Mクラスのチケットです。ここから復路開始です。

チケット情報

・料金:266,190円
・搭乗クラス:エコノミークラス
・チケットクラス:M
・プレミアムポイント:5,530(プレミアムポイント2倍キャンペーンにより、実際には11,060PPを獲得)
・PP単価:13.86円(プレミアムポイント2倍キャンペーン適用で6.94円

サンフランシスコ旅行、他の行程は以下のレポートにまとめています。


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フライト情報

往路よろしく、復路も夜行便というか深夜便です。高揚感からか、意外と眠くならないので不思議です。

詳細

・便名:NH107
・区間:サンフランシスコ ⇒ 羽田
・機材:B777-300ER
・機体番号:JA884A
・定刻:1:20~4:30(+1)

サンフランシスコ国際空港

サンフランシスコ国際空港の入口と表示

アメリカの西海岸を代表する国際空港の1つです。西海岸における利用者数は、ロサンゼルス国際空港に次いで2位というマンモス空港です。
滑走路は4本(1L / 19R、1R / 19L、10L / 28R、10R / 28L)で、井桁の形となっています。
また、ユナイテッド航空とアラスカ航空に関して米国内線のハブ空港となっていて、それぞれメインとなるターミナルはユナイテッド航空がターミナル3、アラスカ航空がターミナル1となっています。

住所:JJ99+J8 ミルブレー, アメリカ合衆国 カリフォルニア州
電話:+16508218211

車社会のアメリカなので、駐車場やレンタカーの規模は半端ないです。
ターミナル感を結ぶエアトレインは、通年で24時間運行をしています。
また、エアトレインとは別に国際線ターミナルから高速鉄道のBARTが利用でき、サンフランシスコの中心地へダイレクトアクセスが可能であり、とても便利です。

搭乗記

鼻息荒く空港へ乗り込む

弾丸でのサンフランシスコ滞在を終え、パウエルステーションからBARTに乗車しました。極めて空いており、撮影すら余裕でした。
そしてそのまま、帰国すべくサンフランシスコ国際空港へやってきました。

ANAファーストクラス、ダイヤモンドメンバー専用のチェックインカウンターの掲示物

往路は、事前アップグレードでTHE Roomを利用できましたが、復路はサンフランシスコ国際空港に到着時点でもエコノミークラスの非常口席でした。
事前のアップグレード申請は往路と同時にかけていましたが、このタイミングでも落ちてきておらず、当日まで持ち越しとなっていました。
サンフランシスコ滞在中も、チケットの発売状況と座席指定はチョイチョイ確認しており、未指定の座席がある限りはアップグレードの可能性を信じて追い求めていました。

それにもかかわらず、昼間のうちに連絡がなかったことから、チェックインカウンター勝負となると考え、空港には出発の4時間前に到着しました。
チェックインカウンターは早くても3時間前のオープンなので、そこで先頭をとるための行動でした。

その結果は?

ANAファーストクラス、ダイヤモンドメンバー専用のチェックインカウンターの表示

搭乗3時間前となり、カウンターがオープンします。受け付けてもらいながら、アップグレードについて聞いてみました。すると、予想外の答えが返ってきました。

『ビジネスクラスは、ビジネスクラス自体がオーバーブッキングとなっており、空席はない。』

?!

言葉を失いました。orz

そりゃ空きどころか、足りてないんだから無理だろっ!

少し遅れて、心の中でツッコんでいました。

ということで、今回はビジネスクラスへのアップグレードは叶わず、購入通りのエコノミークラス・非常口席でのフライトとなりました。また、ラウンジも利用できない状況が続いており、お食事券を貰いそれを利用するというスタイルでした。
*微かな望みであるゲートでのインボラアップグレードも叶いませんでした。

後日、X(旧Twitter)で見つけたのは、同じ日の同じ便で事前にエコノミーからビジネスへアップグレードされたおダイヤ様が、オーバーブッキングにより更に上のファーストへアップグレードされたというポストでした。凄まじいですね。

搭乗前

エアサイドにある寿司店 TOMOKAZU

残念な気持ちで出国し、ラウンジの代わりに使う飲食店を選びます。

お寿司とビール

結果として、今回はお寿司屋さん TOMOKAZUを選択し、お寿司とビールをいただきました。もちろん、不足分はお支払いしました。

搭乗案内のモニター

ゆっくり食べても限界はあるもので、時間を持て余します。そもそも3時間前にチェックインしていたくらいなので、時間はタップリありました。TOMOKAZUを終えた後は、行き場所もないのでG12番ゲートへ。約1時間ほど過ごしてから搭乗となりました。

非常口座席

G12ゲート

概ね定刻で搭乗開始となりました。機材はトリプルセブン。ビジネスクラスを羨望の眼差しで通過し、プレミアムエコノミーを越えてからの着席です。

シート30K

座席は30K、非常口座席です。ダイヤモンドメンバーなので、購入時から指定可能であり押さえておいたシートです。

機体最後方のブロック、エコノミークラス全景

この後ろは42列目までの全110席なので、意外とエコノミークラスは少ないのです。

非常口座席なので、窓がほぼありません。耳の横に気持ち程度あるだけです(左上写真参照)。とはいえ、景色を見たくなったら非常口の窓を利用すれば良いですし、そもそも深夜便なので機内も外も暗いので問題はありませんでした。それよりも、足元の広さの方が今回の私にとっては正義なのです。

また、座席からのビューは右上の通りです。左手にギャレーがあり、出発してから暫くの間、食事の前後、着陸態勢の時などはCAさんがテキパキとお仕事をされますが、これらを除けば静かなものです。

そして、最大の特徴としては緊急時には脱出等のお手伝いをしなければならないことです。発生しないことを祈るばかりですが、2024年1月のJAL機の事故のように着陸後ですら起こるのですから、この座席に座る人は心構えだけでも整えておくべきではないでしょうか

足元はご覧の通りに十分なスペースがあります。左上に見える黒い靴はCAさんのもので、離着陸の前後ではこのように対面で過ごすこととなります。
シートの垂直面には、緊急時のベストやモニターのリモコン、ユニバーサルタイプの電源とUSB-Aポートがあります。4年目のiPhone12や、タブレットを持参する私にとっては生命線です。

軽食と機内食

現地時間の1:30過ぎに出発し、約1時間後に軽食のサービスがありました。ボックスで提供され、中身はツナのサンドにバナナとチョコクッキーでした。お供はビールにしました。

軽食ボックスとお水

その後は、ナッツと白ワインをいただきながらタブレットの映画を楽しみました。
映画を観た後は4.5時間くらいの睡眠をとり、CAさんに起こされて食事の時間です。到着の約2時間前です。

朝食はシーフードガーリックターメリックライス+ビール(プレミアムモルツ)

今回は、シーフードガーリックターメリックライスをお願いしました。合わせて、他にもパンと冷麦、フルーツにヨーグルトとなかなかのボリューム。苦手や嫌いはないので、寝起きながらもビールと共に完食しました。
食べ終えて片付けてもらい、のんびりしていると着陸態勢となり、日本時間の4:30前に羽田空港 第3ターミナル、110番スポットに到着しました。

降機後は、機体撮影をしつつ移動しました。良い運動になるので、階段経由として入国審査へ。預けた荷物はないので、ターンテーブルはスルー。その先の税関申告は、用意しておいたVisit Japan WebのQRコードをかざしてサクッと済ませ、自動ゲートから入国しました。降機から入国までは11分と短く済みましたが、110番スポットだったという当たりを引いたこともついていました。

最後に

ターンテーブルEと割り当て到着便情報の表示

サンフランシスコ旅行から戻りました。

ダイヤモンドステータスの醍醐味であるアップグレードは、当日も叶わずのフライトとなりましたが、こんな時のために担保しておいた非常口座席で意外と苦も無く過ごせました。

背もたれは倒さず、国内線などでも倒さない派であるため、足さえ伸ばせれば意外と耐えられることが分かったフライトでもありました。

2023年のフライトはこれで打ち止めとなりました。今回のフライトでは、「予定していたマイルが節約できた」と、ポジティブに締めたいと思います。

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KAMASA

学生時代は添乗員に憧れていましたが、個人的な事情により断念。社会人となり妻と出会い、旅への想いが再燃。日本国内・海外を問わず旅行が好きなのだと再認識しました。妻から陸マイラーや修行僧のことを聞き、行動するようになりました。但し、うちにはワンコ2頭がいるため、修行は弾丸/タッチ系が専らです。2018年にANAダイヤモンド会員となって以来、継続中です。コロナ禍により国内旅行が主となり、飛行機よりも電車旅が増えています。スターバックスコーヒーの全店制覇を目指したり、全国のモンベルショップへ立ち寄ることもしています。

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