宿泊記

IHGホテルインディゴ クアラルンプール オン ザ パークをレビュー!

クアラルンプールへの訪問時に、IHG ホテルインディゴ クアラルンプール オン ザ パークに宿泊しました。KLタワーの目の前に位置し、クアラルンプールの中心部にありながらも喧騒感はなく、一つ一つが非常にお洒落なホテルでした!

この記事で分かること

・IHGホテルインディゴ クアラルンプール オン ザ パークの概要
・ホテル内の様子
・ルーム/1 King Standard High Floor
・プールやスパ、レストランなどの施設

ホテルインディゴ クアラルンプール オン ザ パークとは

IHGグループのホテルブランドの1つ、ホテルインディゴはデザイナーズホテルです。アメリカやヨーロッパに多く、アジアにも進出しています。
ネイバーフッドを大切にしているそうで、そのホテルの近くのデザイナー・食材・イベントなどを取り入れているそうです。
*FYI 公式サイト ブランド紹介ページ

ホテルの近くのエリア「ネイバーフッド」のスピリットからインスピレーションを受けた、個性的で居心地の良い空間。ホテルインディゴは、この魅力的で広い世界のそれぞれの土地をユニークに反映するグローバルブランドです。

出典:ホテルインディゴ公式サイト

この旅行に関しては、以下も是非ご覧ください。

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アクセス

Rapid KL Monorail

日本からは、クアラルンプール国際空港(KLIAまたはKLIA2)へ到着する方が多いかと思います。入国したら、方法は主に2つ。鉄道または車(タクシー等)です。
鉄道ならば、KLIA EKSPRESかまたはKLIA TRANSITにてKLセントラル駅まで移動します。ホームは向かって左側が乗車専用、右側が降車専用となっていますので注意しましょう。
タクシーまたはGRABならば、ホテル名または住所を伝えれば迷わず行けます。ここでは、鉄道+徒歩で移動した私のルートをお伝えします。

住所:5, Jalan Puncak, Kuala Lumpur, 50250 Kuala Lumpur, Wilayah Persekutuan Kuala Lumpur, マレーシア
電話:+60-3-2630-3888
ウェブサイト:https://www.sudamalaresorts.com/resort/sudamala-resort-komodo/

KLIA EKSPRESのKLセントラル駅の改札を出たら、NUセントラルに向かいます。その中を通り抜けて、モノレールに乗車します。モノレールという高い目線でクアラルンプールのローカル風景を眺めながら、6番目の駅となるラジャチュラン駅(MR7)で降ります。その1つ前がブキッビンタンですが、もう1駅だけ乗ってください。

駅を降りたら、西側に出ます。グーグルマップであれば、上側は北を示していますので、左側(=西側)に出るようにしてください。
地上に出たら、モノレールが通っている大通りではなく、そこから分岐した一方通行の道を西に進みます。このときは、遠くに細長いKLタワーが見えるはずですので(右上の写真)、目印にすると良いでしょう。少なくとも、数分も歩けば見えるてくるはずです。

その道は緩い上り坂からスタートしますが、次第に平地~下り坂となります。その道を進み、最後は右折禁止となっている変形の十字路に出ます。少しわかりにくいため、上のマップを参考にしてください。
ここは左右を走る片側2車線の道路となっており、横断歩道や信号がないため、左に進んで100mくらい先にある交差点を使って反対車線へ進みます。元の十字路を左折し、上り坂を進むと右側に同ホテルがあります。
ラジャチュラン駅からは、トータルで10~15分ほどです。

ホテルインディゴ クアラルンプール オン ザ パークをレビュー

エントランス

ご覧のとおり縦長の建物につき、エントランスはギュッと凝縮されています。
高さのある大きな扉は、建物全体とのバランスがとれていて、かつ高級感があります。エントランスにはドアボーイがおり、徒歩で訪れましたが気持ちよく開けて通してくれました。

レセプション

レセプション

まず驚かされたのが、カウンターとしているテーブル周りです。写真のとおり天然木を活かした造作物であり、天面も一枚板のように仕上げられていました。

近くで見ると、贅沢な小テーブルとして仕上げられていました。自然が織りなす複雑な太い枝は、唯一無二の一点ものでしょう。

1 King Standard High Floor

今回の部屋は、2206号室をアサインされました。建物は25階建てで、ゲストルームは23階までとなっていることから、さすがのHigh Floorプランでし。
エレベータホールから続く廊下は、マットな赤を基調としたカーペットを中心にして、サイドは黒で引き締めています。
入口の表札周辺も凝っており、落ち着きのある雰囲気です。入口扉も、ワイドで高級感がありました。

入室すると、キングサイズのベッドが目に飛び込んできます。その先には大きな窓がありますが、隣接する建物があってビジネスライクな印象となりました。
右上の写真は窓側からのビューですが、濃い茶色でシックにまとめられています。

ベッド

プランの時点で、キングサイズベッドを選んでいたので、当然ベッドはキングサイズ。普段はナローなので、とてもワイドに感じながら熟睡ができました。
また、ベッドの左右には目覚まし時計と電源(ユニバーサルタイプ)とUSB-Aポートがありました。、

パウダールーム/洗面台・バス・トイレ

パウダールームは、部屋に入って左側でした。洗面台・バス・トイレは、ここに集約されていました。

まず、入って正面に洗面台があります。円を基調とした鏡とボウルはインパクト大です。鏡は大きく迫力があり、2人で並んでも使えるサイズ感です。
洗面台のボウルは、1人に対しては必要十分なサイズです。白ベースですが、縁は印象的な赤を使って装飾されていました。よく見ると、縁の下には模様が施されており、ホテルの拘りが垣間見えました。
また、鏡は人が2人並んでも使えるほどの大きさがありました。メリハリがついていますね。

アメニティはミニマムでした。タオルは潤沢にあり、ハンドタオルは洗面台上に、バスタオル等は台の下の収納されています。
床面には、模様入りのマットが敷かれていました。

シャワーブース

バスは、エリアに入って右側にあり、シャワーのみでした。シャワーヘッドはハンドタイプとレインフォールタイプの2つで、水圧もあって汗を流すには十分でした。
ボディソープ・シャンプー・コンディショナーは、壁面設置のディスペンサーに収められていました。

洋式のトイレ

トイレは左奥に配置されていて、3面を壁面として個室感があります。トイレットペーパーはそのまま流すようになっていて、ゴミ箱の用意はありませんでした。
また、意外なところではハンドシャワーはなく、「マレーシアにしては珍しいな」という印象を受けました。

ワークデスクから見たパウダールーム

パウダールームとワークデスクの間は、シャワールームを挟んでガラスで仕切られています。シェードでスケルトンとするか否かを調節することができます。

クローゼットに用意されているバスローブ

バスローブはクローゼット内に用意されており、有り難く使わせてもらいました。荷物を増やさないために、寝間着類はいつも持ち歩かないので、このように用意されているのは有り難いことこの上ないのです。

ワークデスクとソファ

部屋の窓側に、ワークデスクとソファがあります。窓側は凝った造りとなっており、写真のように床と並行して少し浮いた位置に板が設置されています。
この左側にはワークデスクが用意されています。ロールカーテンもあるので、自然光を調節しての作業が可能です。
右側にはソファ(厳密にはソファがわりのマットと背もたれ)が用意されています。目の前にはテーブルが用意されており、寛ぐにはもってこいですね。

室内設備

室内の設備を見てみます。一つ一つが凝ったチョイスとなっていて、さすがはホテルインディゴといった感じでした。以下、ご紹介していきます。

お茶請けの数々

コーヒーメーカーの他に、マレーシアのBOH茶などが用意されています。また、お茶請けの洋菓子も引き出しに用意されていました。

他にも、急須と湯飲みも用意されていました。渋いお品ですね。
ワイングラスも吊るされていて、ワインなりビールなりを雰囲気よく楽しめそうでした。

電源は、ベッドサイドとワークデスクのそばにそれぞれ用意されていました。電源は共にユニバーサルタイプであり、USB-Aのポートも電源1に対して1つが用意されていました。PCやタブレットなどを持ち歩いていると、スマートフォンと同時並行に充電ができるので地味に有り難かったりします。

調度品

さすがはデザイナーズホテルなだけあって、部屋内で使われている調度品は凝ったものばかりでした。

まずは、レトロ調の荷物置き兼収納とドア無しのクローゼットエリアです。荷物置きは、マットなグリーンが特徴的です。クローゼットはオープン仕様で扉はなく、クロスは中華風日めくりカレンダーとなっていて、クローゼットなのでハンガーとバスローブが収納されていました。

その見た目は、日本でいえばレトロ風の衣装箱のようですが、こちらは天板がスーツケースなども展開できそうな荷物置きとなっています。上段の引き出しには金庫とスリッパが、下段にはランドリーバッグとヘアドライヤーがそれぞれ収納されています。金庫は未使用だったのですが、B5ノートPCは入りそうなサイズ感でした。

通路寄りの位置には、垂直に収納されたアイロンとアイロン台がありました。個人的には、旅行といえば普段着なので、どこのホテルへ行ってもなかなか使う機会はありません。
また、シャワールームのガラスの横には壁面収納があり、籠などの小物が納められていて、良い雰囲気を醸し出していました。

特注品らしきウッドパネル

ソファの横には、これまた凝った造りの模様入りのウッドパネルがあり、統一感のある演出がなされていました。特注品でしょうね。

ベッドと窓の間にも、特徴的なテーブルが2つもありました。グリーンとレッドの使い方が絶妙ですね。

各種ビュー

部屋からのビューは、ほぼ隣接ビルディングビューでした。かろうじて右手に公園が見える程度であることは、宿泊前から立地的には理解していました。右の写真には、若干クアラルンプール KLCCエコパークが見えますので、これだけでも当たりなのかもしれません。
つまり、ビューを期待してはいけないということです。

エレベーターホールから見えるムルデカ118

また、エレベーターホールからはムルデカ118が見えます。特徴的な外見であり、高さは世界2位*の超高層ビルで、完成は2026年を予定*しているそうです。
*共に2025年2月現在。

エレベーター

細長い建物の当ホテルは、エレベーターが2機となっています。カードでかざして稼働させるタイプであり、4つ星ホテル以上であれば、今日日、必須のセキュリティですね。

プール

プールは最上階の25階にあります。インフィニティプールであり、横長の造りとなっています。残念ながら、プールサイドバーはありませんでした。
利用可能な時間帯は7時~20時までです。

プールも、入口でカードキーをかざしてロックを解除するようなっています。ロッカーも用意されており、荷物が収納できるのは嬉しいですね。

フィットネスジム

フィットネスジムの内部

プールと同じ25階に設置されているフィットネスジムは、ゆったりとした機器の配置でした。メジャーな機器に絞って設置されているようでした。

レストラン

今回は素泊まりだったため、レストランを利用する機会はありませんでしたが、当ホテルにはレストランとステーキハウスがあります。

Wok Star

4階にあるカジュアルなレストラン。サテやハンバーガー、デザート、お酒などが楽しめる。

Wok Strar内の様子
出典:IHG ホテルインディゴ クアラルンプール オン ザ パーク公式サイト

1

The Silver Monkey

24階にあるステーキハウス。本格的な肉料理が堪能できる。

The Silver Monkeyの入口

最後に

IHG ONE REWARDSの札と照明

クアラルンプールへ行き、ホテルインディゴ クアラルンプール オン ザ パークに宿泊してきました。

部屋の向きだったのか、眺望は隣のビルビューで期待通りとはいきませんでしたが、室内は赤と緑をメインに、様々な柄の壁面や調度品でまとめられており、室内装飾に興味のある方はウキウキとなるのではないでしょうか。

そういった意味では、芸術には疎い私でも楽しめました。

定番のインフィニティプール、小さいながらジムもあります。目の前にはKLタワーもあるという立地です。鉄道の各駅からは少しありますが、タクシーの安いクアラルンプールなので(ボッタクリには要注意!)、時間に余裕があればタクシーやGRABでの移動にすれば、移動の懸念も解決できます。

少し移動すればブキッビンタン、ペトロナスツインタワー、KLCC公園などがある好立地です。クアラルンプール旅行の拠点として、いかがでしょうか。

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KAMASA

学生時代は添乗員に憧れていましたが、個人的な事情により断念。社会人となり妻と出会い、旅への想いが再燃。日本国内・海外を問わず旅行が好きなのだと再認識しました。妻から陸マイラーや修行僧のことを聞き、行動するようになりました。但し、うちにはワンコ2頭がいるため、修行は弾丸/タッチ系が専らです。2018年にANAダイヤモンド会員となって以来、継続中です。コロナ禍により国内旅行が主となり、飛行機よりも電車旅が増えています。スターバックスコーヒーの全店制覇を目指したり、全国のモンベルショップへ立ち寄ることもしています。

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