【ハノイ旅行#2】ベトナム初上陸！SQ便でチャンギからハノイへ

コロナ禍明けの初陣、ベトナム・ハノイ旅行のシンガポール ⇒ ハノイのレポートです。前のフライトに続き、今回もA350-900に搭乗することができました。ANAとはまた違った良さがあり、経験は何事にも勝るとつくづく実感しました。

費用とPP単価

シンガポール航空のマイレージプログラムの一つである「クリスフライヤー」の会員向けに、2022年9月に配信された【旅を応援！割引運賃キャンペーン】で購入したチケットです。

「できるだけ長距離を」という思いから、シンガポールから日本側へ折り返してベトナムのハノイを目的地としました。

この行程のうち、2区間目のシンガポール～ハノイのレポートです。

1区間目の羽田～シンガポールはこちらです。

シンガポール航空とは

シンガポールを代表する大企業の一つであり、航空会社の格付けを行っている英国スカイトラックス社の評価も、実質最高評価の「ザ・ワールド・ファイブ・スター・エアラインズ（The World's 5-Star Airlines）」の認定を受けています。そのランキングは常に上位であり、とても質の高いサービスを提供してくれるエアラインと言えるでしょう。ちなみに、ワールドエアラインアワードでは、2005年と2006年以外はトップ3にランクインしています（2020年の新型コロナウイルス感染症による中止を除く）。

シンガポールのチャンギ国際空港をハブ空港としていて、アジア・米国・ヨーロッパ・アフリカなど世界各国へのフライトを用意しています。シンガポールのフラッグキャリアでもあります。

また、国土の関係からフライトは国際線となり、機材もA380やA350-900、B777-300ER、B787-10などの中型～大型機が多く、最新鋭機材を積極導入することでも有名です。

また、CAの制服は「サロンケバヤ」と呼ばれていて、マレーシアやインドネシアを含む東南アジアの伝統的なバティック柄をモチーフにしています。

航空連合には、ANAと同じくSTAR ALLIANCEに2000年4月から加盟しています。

チャンギ国際空港とは

シンガポールの国際空港であり、東南アジアの巨大なハブ空港です。

元々は軍用空港として使われていましたが、後に航空産業の発展により民間空港として運用されていたパヤレバー空港に代わってチャンギ国際空港として1981年にターミナル1から運用が開始されました。逆に、パヤレバー空港は軍用空港として運用されています。

ターミナルは2023年5月現在でターミナル1～4、2025年頃の開業を目指してターミナル5を建設中です。

アジア、欧米、アフリカなど、世界各国の航空会社が就航しています。

ターミナル内には、『Jewel』と呼ばれる複合施設があり、世界最大級の屋内滝や植物園、商業施設等で構成されています。

搭乗記

ラウンジで一休み

深夜に羽田から飛び立ち、早朝にシンガポールまでやってきました。快適ながら、一応は長旅でした。朝も早かったですし。

空港内には、Transfer LOUNGEという無料のラウンジ、というよりも休憩スペースがありますが、スターアライアンスゴールドのステータスに加えて次の便もビジネスクラスに搭乗する予定でもあるので、本場のシルバークリスラウンジへ移動しました。

場所はEゲート寄りであり、大して時間はかかりませんでした。次のフライトもF42であり、この後も都合が良かったですね。

中はとても広いのですが、早朝ということもあってか利用者はとても少なめでした。

トイレはラウンジ内にあり、シャワーもあります。

食事はホットミール、フルーツ、ソフト・アルコールドリンク、コーヒーマシンなどがあり、お腹を満たしたりノドの渇きを潤したりすることは容易でしょう。

トラベラーの要求には、大抵応えられると思います。

F42ゲートからの搭乗

シルバークリスラウンジで約2時間を過ごした後は、ラウンジから近めのF42ゲートから旅立ちます。

搭乗口では、既に多くの搭乗客がスタンバイをしていました。

スムースに通過すると、お世話になるA350-900（9V-SHW）がお出迎え。L1ドアから乗り込みました。

シート

事前にシートは指定していました。事前というか、発券直後ですね。結論、窓側の17Aです。

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シート配置は1-2-1のスタッガード式です。個室感が強く、落ち着いたフライトタイムが過ごせます。窓側の島が2つと中央の島が1つであり、窓側の島でもさらに窓側と通路側があるのが、スタッガード式の特徴です。中央は内寄りと外寄りが互い違いになっているので、1人客・2人客で選択する場所は偏りがありそうです。

実質、小さな個室です。レザー張りのシート、シートベルトは3点式で車のようです。

シートから前かがみになって右を見るとこんな感じであり、他のシートの乗客と目線が合うことは皆無でしょう。シートに身を任せた状態では、視界がもっと狭くなりますので、言わずもがなですね。

オットマンもレザー張りです。奥に足が触れることなかったので、2ｍクラスの人でもない限りは、つっかえることはないのではないでしょうか。オットマンの真下はシューズをシムスペースとなっています。

頭部の横には覆いがあって、徹底した目線対策がなされています。

電源はユニバーサルタイプが1口、小物入れの中に用意されています。その上にはUSB-Aタイプのポート*2があり、PCとスマートフォンの他に、更にもう一つの何かを同時に充電することができます。潤沢ですね。

セキュリティやWi-Fi、機内販売の印刷物もあります。デジタル化が進んでも、一定のものは残るのでしょう。

と、そんなチェックをしていると、9:16頃からタキシングが始まりました。離陸までは時間を要し、9:40頃にチャンギ国際空港を飛び立ちました。

ちゃんと覚えていないのですが、これで見ると滑走路は02Rです。しかし、ここは軍用の滑走路のはず・・・。答えは出ていません・・・。

残っていた写真としては↑こちら。02C？02R？抜けた感じは、02Rに見えなくもないですね。

食事

お楽しみの食事です。これも搭乗前にオーダーしていたもので、シンガポール風チキンのサテです。ドリンクは自粛してのハイネケンビールとしました。

既に、前の便で朝食としてラムチョップをいただいていましたが、これらも美味しくいただきました。

これはたまたまだったのですが、サーブされてびっくりの内容でした。「お酒を飲みなさい」とでも言わんばかりのメニューとなっていました。がしかし、まだ目的地＝ハノイへ着いていないことから深酒はせずに大人しくしていました。搭乗時間が2倍あったら、飲んでいたかもしれません。そのくらい美味しい食事であったことは、改めて書かずともご理解いただけるかと思います。

お手洗い

今回は、お手洗いも撮影際ました。ビジネスクラスのトイレだからなのか、さすがにきれいでした。タイ国際航空では、トイレの装備品などはエコノミーと明確な差がつけてあり、ハンドローション等のアメニティが用意されていました。

ハノイへ到着

フライトは順調に進みました。タイランド湾からカンボジア上空を経て、ベトナムの内陸部を進むルートでした。

出発は20分ほど遅れたものの、ハノイのノイバイ国際空港には11:18にタッチダウン。定刻にはバッファが含まれているのでしょうが、それでも10分程度の早着となりました。良いことですね。

最後に

シンガポールのチャンギから、約2時間40分でベトナムのハノイ ノイバイ国際空港に到着しました。国際線としては短距離ながら、A350-900を定期運航させており、一定の需要のある太い路線であることがうかがえます。

そうした中、品質はしっかりと5スターであり、快適な空の旅でした。

シンガポール航空では、年に何回かはセールスプロモーションを行っており、修行のみならずシンプルに旅するためのチケットがお得に入手できるチャンスがあります。会員登録や会費等は無料ですし、何かトラブルがあった時には会員・非会員で優先順位が変わってくることでしょう（会員は顧客ですからね）。会員になっておいて、情報に上手く活用すると良いでしょう。

他の航空会社も含め、気に入った航空会社であれば、利用するときには会員になってからチケット購入することをお勧めします。