ダイヤモンド修行に出発し、台北乗り継ぎを行いました。しかし、深夜は空いているお店・ラウンジなどが極めて少なく、結果的に野宿となりましたので、どのように過ごしたかをお伝えします。
この記事で分かること
桃園国際空港とは
深夜のターミナル2のショップやラウンジは営業していない
野宿はリスクと隣り合わせ
ラウンジのアクセス権は強い味方である
台湾桃園国際空港とは
台湾最大の国際空港であり、台北松山空港から国際線の業務移転を目的として作られました。
チャイナエアライン、エバー航空、タイガーエア台湾がハブ空港としていて、ターミナルは2つ。3つ目も建設中です。(2023年3月現在)
アクセス
住所:33758桃園市大園區航站南路9號
MRT桃園空港線という鉄道もあり、台北市内との重要な交通手段となっています。直達車(急行)普通車(各駅停車)があり、直達車は第1ターミナルからは3駅、第2ターミナルからも4駅で終点の台北駅に到着します。直達車には、追加料金なしで乗車ができます。
また、空港内は無料Wi-Fiがあります。ネットワーク名=SSIDは『Airport Free WiFi』です。私はこれに加えて、海外SIMカードを準備していたので降機直後から現地の電波を使うことができました。
海外SIMカードについては、こちらをどうぞ。
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深夜に到着
今回は、EVA航空を利用しての台北=桃園国際空港入りでした。日本時間ですと、0時を回っていました。そんな時間であっためか、同じ便で降機した乗客のほとんどがそのまま入国審査へと流れていきました。そんな状況だからか、トランスファーに向かうと係員がむしろ驚いたように対応を始めました。
ガランとした空港内
もうすぐ0時というタイミングでは、この後の出発便も少ないのでしょうね。人はまばらにしかおらず、見かける人はほぼほぼ寝ていました。
周囲を見てまわると、このようなラウンジへの階段もあったりします。ここは、プライオリティパスが使えるOriental Club Loungeへの階段ですが、既に営業時間は過ぎていました。
4Fには、複数のプラザ プレミアム ラウンジがあります。その他、シンガポール航空のシルバークリスラウンジ、EVA航空のラウンジ、フードコートも用意されており、ラウンジ利用権限(航空会社のステータスや搭乗クラス)の有無に関わらず、日中ならば喉や胃の欲求を満たすにはもってこいのエリアです。
ラウンジ全滅
そんな4階に上がるも、ラウンジエリアにもかかわらずターミナル2は全滅です。エバーエアラウンジやPlaza Premium Lounge、Oriental Club Loungeなど、ことごとくCLOSEでした。ターミナル1に行けば無料ラウンジがあるのですが、この日はそこまでの気力が湧かずに野宿することに。選択肢として持っていたので、決断は早かったです。
寝床の確保
こうなると、次は寝床の確保です。横になれれば良いのですが、少しでも条件を良くしたいわけで、ひと通り4階をチェックしました。結果、フードコートの椅子を拝借するか、次の写真にある1人用シートにするかの2択となりましたが、電源とフルフラットになれるという点からフードコートを選びました。
1人用シートは、全部で5席と椅子無しブースが1つとなっています。
「ここで良いかな?」と瞬間的に思いましたが、電源がなく腰も曲がった状態となるために断念しました。
3階と4階はこのように吹き抜けとなっていて、中央に通路があって4階は左右にエリアが分かれています。その左右を結ぶ通路(橋)を渡って移動しました。1人用シートは、フードコートとは反対側に位置しており、上の写真ですとBVLGARI(3階)の対面側の4階にあります。
そして、ここが今夜の寝床です。フードコートの単なる角席ですが、横になるとフルフラットです。これ、結構大事だと思います。上の写真の上部に木目調の壁が見えますが、そこが対岸の1人用シートです。
しかも、このようにシート下には電源ポートとUSBポートがありました。これ、大切です。これによって、寝転がりながらシート上でスマホの充電をしつつ、電源ポートからはPD充電器があればモバイルバッテリーの充電ができるので、寝ている間にデジタルグッズの準備ができました。
また、館内空調は程よく、3月でしたが身に着けている服で調節可能でした。
セキュリティ面は、金庫があるわけではないのでどうしてもリスクを伴います。貴重品は、抱えたり枕にしたりするなどの自己防衛策が必要です。羽田空港の第3ターミナルですと、警察官がそこそこ巡回していますが、こちらではタイミングかもしれませんがガードマンなどは見かけませんでした。
寝床はフードコート内でしたが、付近にはタピオカドリンクが売っていました。さすがは本場ですが、なかなかの値段ですね。空港だから、こんなモンなんですかね。
4:30からのラウンジ
スマホにタイマーをセットして寝ること約4時間、難なく目を覚ますことができました。ポヤーンとしながら、EVA航空のラウンジへと向かいます。今回は、EVA航空のロイヤルローレスクラス(=ビジネスクラス)に搭乗するので、【The INFINITY】を利用しました。こちらは4:30オープンですが、先客が2名いてちょっとびっくりしました。
ちなみに、EVA航空の本拠地なだけあって他にも3つのラウンジがあります。下表へ簡単にまとめました。
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ラウンジ内は煌びやかです。EVA航空より『煌びやかな照明とゆるやかなカーブを描くエレガントな壁が特徴のThe Infinityは、未来的なラウンジです。』と発信しているくらいです。Wi-Fiやシャワールームもあり、とても充実しています。
ラウンジ内では、朝食をいただきつつ、PC作業も行いました。この後にロイヤルローレルクラスへ搭乗し、朝食をいただく予定であったため、ラウンジでの朝食は控えめにしておきました。
最後に
今回は、台北にある桃園国際空港で実行した野宿の体験談をお伝えしました。
多くのフルサービスキャリアが到着するターミナル2ですが、23:30頃に到着してもショップやラウンジはCLOSEとなっています。となると、空港ホテルである『CHO Stay Capsule Hotel-Taoyuan Airport T2』か、ちょっとお高いですが『ノボテル 台北 桃園国際空港』の利用、もしくは空港近隣のホテルが選択肢となります。
そこまでコストをかけたくないのであれば、今回のように空港野宿も一つの選択肢となりますが、あくまでも自己責任となります。私は野宿も一つのスタイルだと割り切っているので、場所にもよりますが実行してしまいますが、欧米ではしないかなぁ。。。
この後は、予定通りにバンコク行きのBR211便へ乗ることができました。
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