エコノミー 搭乗記

ANA4781便搭乗記 AIR DOでの羽田→旭川は気温の落差激し

2022-03-21

修行兼用での妻との旅行。今回は、旭川までAIR DOの共 同運航便を利用しました。シップはBoeing767-300ERの270席仕様であったため、前方には旧プレミアムクラスの2-1-2配置のシートがありました。ここはAIR DOの聖域です。

搭乗前に一苦労

チェックインが大混雑

早朝便利用かつ1人だと、野宿もしかねないのですが、今回は妻と一緒だったので羽田エクセルホテル東急に前泊しました。搭乗口は北側の56番であったため、北側のANA PREMIUM CHECK-INが至近につき利用するつもりでした。しかし、3連休ということもあってか入口の外まで長蛇の列が見えます。今回は2泊することとなっていたので、機内持ち込みOKサイズのキャリーケースとカメラの三脚、前日の雨により長傘という3点を預けるつもりでいましたので、遠くなりますがANA SUITE CHECK-INまで足を伸ばすことにしました。一般のカウンターや保安検査場は、言わずもがなでありました。

まだ6時チョイなのにこの人出。プレミアムチェックインの渋滞も必然です。

移動先のANA SUITE CHECK-INの混雑状況は、入口扉付近に滞留する程度の列であり、「まぁ仕方ないか。北側よりはよっぽどマシだし。」と思ってそのまま並びの列に接続。すると間もなく、地上係員さんが「預け入れのある人はいませんか」と声がけをしてまわってきました。すかさずこれに乗っかり、いったん外に出て保安検査場Cのそばのカウンター内で受け付けてもらえました。おかげで身軽となり、改めてANA SUITE CHECK-INに戻り手荷物検査を受けました。混雑回避が売りのはずが、出発のピークとなると上級会員やプレミアムクラス利用者によりこういうことにもなるわけです。時間には余裕をもった方が良いという、典型的な事例ですね。

50番台の搭乗口の時は、相当に時間の余裕がない限りは遠回りとなってしまうANA SUITE CHECK-IN。

ANA SUITE LOUNGEで一休み

ANA SUITE CHECK-INを通過したならば、保安検査場の通過後はANA SUITE LOUNGEに行きたくなります。時間はあったので、2フロア上がってANA SUITE LOUNGEを利用しました。アルコールは11時まで提供しない運用となっていました。アイスコーヒーやおにぎりなどの軽食で、一息つきました。

C滑走路を眺めながら、朝食としてアイスコーヒーとおにぎり、お稲荷さんをいただきました。

食事中、滑走路に機体番号JA51ANのボーイング737-800(STAR ALLIANCE特別塗装機)を見かけました。当該機のお世話にはまだなったことがないので、この先での出会いに期待が高まります。

単通路の中距離向けシップのBoeing737-800。垂直尾翼の黒が、ビシっと引き締めてくれるクールな機体です。

食べ終わる頃には、搭乗開始時間に近づいており、かつ南側に位置していたので早めにANA SUITE LOUNGEを後にしました。56番、遠いわ~。

ANA4781便

搭乗口へ

搭乗口は56番でした。歩行が早い人は10分程度、一般的には15分はみておくと間違いないでしょう。そのくらいの距離感です。なんたって、北の果てですからね。途中、500番台の沖止め用のバス乗り場入口を横目に進んでいきます。

60番台のゲート付近から見える旭川行き。ボケ感が遠さを演出しています(笑)

進んだ先には、スターバックスコーヒー「羽田空港第2ターミナル国内線ゲートエリア店」があります。スターバックスコーヒーファンながらも利用したことがなく、スタンプも貰えていない店舗なのですが、いつも時間に余裕がなくご縁がありません。今日も残念ながらスルーしました。何時も混んでいますが、ご多分に漏れずに長蛇の列ができていました。利用するならば、もっと早めにここへ到着しないといけませんね。

私たち夫婦は、搭乗時刻ちょうどくらいに搭乗口の手前に到着しました。そのタイミングでは、まだグループ1の案内中であったため、少し手前のベンチで待機し、グループ3の順番を待ちました。実は自分、グループ4だったのですが妻がグループ3だったので妻の連れとして通過させてもらいました。

程よい運動となる56番ゲートです。

パッセンジャーボーディングブリッジを過ぎてシップとご対面すると、入口にはAIR DOのキャラクター・・・ベア・ドゥがお出迎えしてくれます。こういったさりげない演出、私は好きです。

さりげない気遣いは、日本らしさが出ていますね。

機内

座席は、バルクヘッド席も非常口席も押さえることができず、前のブロックの後方寄りにあたる15Fと15Gとなりました。A列とC列はAIR DOの発売枠であり、これも含めほぼ満席でした。AIR DOなのでプレミアムクラスはありません。オールエコノミー席ですが、フルサービスキャリアなのでシートピッチは約31インチほどであり、2時間弱のフライトならば窮屈さを感じることはありませんでした。174cmほどの私の主観ではありますが・・・。

搭乗中のお客がいる中で時間がなく、愛機を置いて手軽に撮影できるスマホで撮影。

離陸は、C滑走路34Rからでした。D滑走路05だと、物理的な距離がありタキシングが長くなりますが、一番近い滑走路から飛び立ちました。

コロナ禍に納品された、機体番号JA936Aのボーイング787-9国内線新仕様機。プレミアムクラスはシックな色合いとなっています。

安定飛行になると、すかさずドリンクがふるまわれます。私の中ではリンゴジュースが定番化しており、この日もお願いしました。入れ物は紙コップですが、AIR DOのそれはベア・ドゥが描かれています。いつ見てもキュートなキャラクターですね。リンゴジュースがより美味しくなった気がしました。

朝日と影のコントラストが何か言いたげにも見えるベア・ドゥです。

AKJ到着

北海道入りする時は、不思議と青森県の下北半島を越えるあたりからテンションが上がってきます。しかし、今回は通路側だったのでリンゴジュースを飲んだ後は早起きをした分で目を閉じ、仮眠をとりました。気付くと着陸態勢であり、あっという間に着陸時の衝撃がやってきて現実に引き戻してくれました。寝起きの刺激にはもってこいでした。

飛行中は、気流の関係で多少の揺れはありましたが、無事に旭川空港に到着しました。遅延は少し回復できましたが、あくまでも”少しだけ”でした。電車と違って一度飛び立ったら次は終点であり、経由地でもない限りは電車でいうところの”回復運転”はできません。そんな特性がありながらも、若干ながら到着時間が予定に近づけたというのはGood Jobと言えるでしょう。

曇天の旭川空港でした。積雪は明確でしたが、思っていたほどの積もり方はしていませんでした。

降機後は、手荷物受取所Aのターンテーブルへ。荷物は、運よく先頭で出てきました。優先順位だけでなく、その中でも積み込み順にも恵まれたようです。受け取り、そのまま到着口Aから出ていきました。

混雑前に荷物をピックアップできました。上級会員の旨味ですね。

最後に

素早く出られましたが、外には他の便で到着した客や出迎えの人がそれなりにいました。

現地の天気は曇り。東京は2桁の温度にもかかわらず、こちらは最高気温が0度前後という1か月前に遡ったかのような気温でした。もちろん、事前に調べてはいたのでその準備はしてきたわけですが、最近まで暖かい気候が続いていたこともありこの寒暖差はなかなか堪えました。

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KAMASA

学生時代は添乗員に憧れていましたが、個人的な事情により断念。社会人となり妻と出会い、旅への想いが再燃。日本国内・海外を問わず旅行が好きなのだと再認識しました。妻から陸マイラーや修行僧のことを聞き、行動するようになりました。但し、うちにはワンコ2頭がいるため、修行は弾丸/タッチ系が専らです。2018年にANAダイヤモンド会員となって以来、継続中です。コロナ禍により国内旅行が主となり、飛行機よりも電車旅が増えています。スターバックスコーヒーの全店制覇を目指したり、全国のモンベルショップへ立ち寄ることもしています。

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