日帰りで宮古島へ行ってきました。本音は1泊したかったのですが、オンシーズンの宮古島は予約時点で2日間のレンタカーの空きがなく、仕方なしに日帰りとしました。朝に行って夜に戻るという、普段の「同一機材でのタッチ」とは異なる修行となりました。
この記事で分かること
・費用とPP単価
・羽田空港での野宿や車中泊、巡回バスについて
・68番ゲートまでの所要時間
・機内の様子
費用とPP単価
このチケットは、クアラルンプール発券の国内線区間です。プレミアムエコノミーEクラスに紐づいており、ここではYクラスとなるので100%積算です。
チケット情報
・料金:189,775円(KUL-HND-MMY-HND-KUL)
・搭乗クラス:エコノミー
・チケットクラス:Y
・プレミアムポイント:2,316
・PP単価:12.27円(PP2倍キャンペーン適用 ⇒ 7.22円)
クアラルンプールからのフライトは、こちらにまとめました。
【2023】プレミアムエコノミーによる修行を再認識!全然アリ!!
プレミアムエコノミーへの搭乗は、コロナ禍前に遡ると思います。ダイヤモンド会員だからこそなのか、アップ ...
続きを見る
フライト情報
この日の機体は、STAR ALLIANCE塗装の767でした。この塗装は、個人的にとても好きです。機体の白と文字列の長さ・フォント、垂直尾翼のクール感などのバランスが絶妙で、非常に美しく映えていると思います。
フライトインフォメーション
・便名:NH1079
・区間:羽田→宮古
・機材:B767
・機体番号:JA614A
・出発(定刻):8:10
・到着(定刻):11:00
・滑走路:D滑走路、05
羽田空港
日本の玄関である羽田空港。ターミナルは第1~第3に分かれており、第1はJAL(国内線)、第2はANA(国内線/国際線)が主に使用しており、それぞれの航空連合も紐づいて運用されています。第3は国際線専用です。また、2023年7月19日からはコロナ禍で休止していた第2ターミナルの南側エリアの国際線運用が再開されました。
鉄道、モノレール、車、バス、もちろんタクシーという具合にアクセス方法は複数選べます。出発地や時間などに応じて、最適な手段でのアクセスが可能です。
搭乗記
無料連絡バス
それでは、旅の始まりです。
今回の便は早朝とまではいかないものの、8:10発という朝の便でした。前夜に第3ターミナルの駐車場へ車で前乗りし、車内泊をして仮眠をとりました。朝は、車内の蒸し暑さで目覚めました。
一方で、第3ターミナルは24時間営業なので、椅子などで野宿も可能です。実際、深夜発や早朝発を待つ場合には有効な手段の一つでしょう。荷物の管理は自己責任ですが。とはいえ、深夜でも警察官が巡回していたり、清掃スタッフがいたりします。24時間営業のコンビニもあればトイレもあるので、不便なことはないのでは無いでしょうか。私も過去に何度もここで野宿をして、早朝便を利用しました。
翌朝は、第2ターミナルへの移動が必要ですが、空港内の無料連絡バスが早朝から深夜まで稼働しています。第3ターミナルの始発は4:55であり、19時台までは4分おきにやってくるので、待ち時間は殆どありません。むしろ、スーツケースやキャリーといった荷物があるならば、慌てなくても良いでしょう。かなり便利です。
チェックイン
バス移動を経て、チェックインです。出発ロビー(2階)行きのエスカレーターを見ると、改めて『羽田空港に来たな』と実感します。
エスカレーターを降りて出発フロアである2階に着いて右へ行くと、ANA SUITE CHECK-INがあります。ダイヤモンドメンバーでないと使えません。そんな限られた人しか使えないはずのカウンターなのですが、午前中は外にまで人が並んでいることもあるので、早めのチェックインをお勧めします。
ここでは、空きがあればプレミアムクラスへのアップグレードも可能です。私は、国際線が主戦場であることと、バルクヘッド席をキープしていたこと、そもそも2日前の時点で埋まっていることなどから、国内線のアップグレードにはあまり手を出さないようにしています。週末の沖縄路線(那覇・宮古・石垣)は、とても人気がありますからね。
何事もなく手荷物検査を終えた後は、そのままの導線でスイートラウンジへ移動しました。
ANA SUITE LOUNGE
ラウンジでは、朝食をいただきました。この後、宮古島ではレンタカーを予約してあり、終日運転をする予定だったので、お酒は控えます。朝ビール、好きなんですけどね。
搭乗口は最果ての68番ゲート
7:30となり、搭乗のために移動を開始しました。定刻の40分前ですが、この日の搭乗口は68番。最も南にある搭乗口であり、移動時間がそこそこかかるためです。ラウンジからの移動は、私は10分もあれば大丈夫ですが、一般的には15分は見積もっておいた方が良いでしょう。
68番ゲートへの道すがら、65番ゲート近くにあるANA FESTAに立ち寄ります。と言っても、入口付近設置されている顔認証機器でチェックインをするだけですが、キャンペーンでマイルが貰えることとなっていたためです。何度かやっていたので、操作はスムースでした。事前に登録しておいた携帯電話番号と顔認証をするだけです。都合、20秒もかからないくらいで終わりました。ちなみに、これだけで50マイルを貰えました。
ANA FESTAをあとにして、68番ゲートを目指します。南側の最遠ゲートの一つです。途中、国際線運用の始まった第2ターミナルの国際線エリアを横目に進んだ突き当りとなります。繰り返しになりますが、手荷物検査場からの所要時間は15分程度は見込んでおいた方が良いでしょう。
シートはバルクヘッドの5K
さて、搭乗です。予定通りに、7:50頃からグループ1の搭乗となりました。シートはバルクヘッドの窓側の一つ、5Kです。沖縄路線なら、富士山が見えるはずです。
足元は広いですね。おすまししてこんな感じなので、足を前に投げ出すスペースが十分にあります。隣席を跨ぐのも、苦になりません。
久しぶりに、誰もいない機内が撮れました。こうやってみると、奥行きがあって広いですね。
景色に恵まれた日
この日は、窓側ということが有効な日でした。D滑走路から飛び立ったシップは、右旋回して南に進路をとり直します。すると、先ほど飛び立ったD滑走路がハッキリと見えました。離陸直後のシップも見えますね。
その後は、神奈川県~静岡県にかけては海岸線を進みました。鎌倉から豊橋辺りまではほば一直線に進み、三河湾手前から少し海側に進路をとって宮古島を目指しました。我らが富士山は雲が多く見えにくかったものの、その存在感は雲があっても別格でした。
伊勢市の上空をから新宮市付近の海岸線を進み、太平洋上を進みました。多少の雲はあれど、地上が見えるのはポジティブですね。
この間、期間限定のタリーズコーヒーが楽しめたので、アイスでいただきました。“限定”という言葉には弱いですね。
到着
太平洋上に出てからは、特に迂回などをすることもなく安定飛行が続きました。結果として、10:30を過ぎたあたりで着陸態勢のアナウンスが入りました。
宮古島付近も視界は良好で、着陸直前には遠方ながら池間大橋も見えました。
そして、10:50にはRWY22へのタッチダウンに成功。10分ほど早着となる10:50に、5番ゲートへ到着しました。
最後に
11時前には宮古島へ到着ができ、日帰りの者としては有り難い限りです。バルクヘッド席で、楽をさせてもらいました。また、展望デッキで、JA614Aの全景も見ることができました。
端的には、単なる移動ではありますが、普段は見れない光景と出会えるのが飛行機の良いところです。富士山は、何度見ても同じに見えることはなく(当たり前ですが)、洋上からの景色は飛行機ならではです。
体力・財力の続く限り、いつまでもこれを続けたいなと改めて思いました。
空の旅の後は、車の旅で宮古島を堪能しました。そのお話は、次のレポートにまとめましたので以下をお楽しみください。
【日帰りで宮古島】7時間未満で4島を巡る旅。まもる君との挨拶も!
日帰りで宮古島に行ってきました。本来は泊まるつもりでいたのですが、発券のタイミングが遅かったことやオ ...
続きを見る